【超安上がり!】自作の砂漆喰で壁を塗ってみました!【真冬でも大丈夫】

(´・∀・)p[☆。・:+こんにちゎ*:+:・゚☆]q

さて、当初は離れの土蔵に床を作る計画だったんですが、かなりいろいろとハードルが高く、床づくりは結局取りやめになりました。

そのかわり、土蔵の土床を三和土にして、土壁を漆喰で塗るという方向で決まりました。

当初の予定がずいぶん変更されてしまいましたが、それでも離れを改装するためにいろんなことを並行しながらちょこちょこと進めています。

床づくりをあきらめたのは、いわば勇気ある撤退なのです!

【後日談】
この床づくりをしなかったのは、結果的に大成功でした。
床を三和土にして倉庫のようにしたことで、雑然とした作業場の整理に大いに役立ったのです。
無理に床を作っていたら農作業用具を置くわけにはいかなかったので、
この決断をしていて本当によかった*:.。☆..。.(´∀`人)

土蔵のDIY計画自体はもう3か月以上も前から練っていますが、問題がある都度形を変え、計画そのものが変更されたりしながら、ゆったりと形になりつつある、といったところです。

なぜこう作業が遅々として進まないのかというと、ひとつの作業を進めるたびに調べものが増えていくからです。

たとえば、今回の壁塗りだけでも、最初は土壁の上に何を塗るのか、という問題から入りました。

ひびわれた土壁を全部削って、もう一度土壁を塗り直すべきなのか。できる限り補修してから塗りに取り掛かるのか。あるいはそのまま土壁を生かしたままでいくのか。

土壁の問題が解決したとして、その次には何を塗るべきか。

漆喰、珪藻土、市販のペンキ。

これらにしても、それぞれ使うのであれば、どこのメーカーの何を使うのがいいだろうか。

土壁のアクをとめるシーラーを使うべきか、どうか。

壁を塗るとき、4mもの高さになる足場はどうするのがいいのか。

ひとつひとつ検討しては、いちばんいいやり方を考えては、問題があれば修正を繰り返した結果、以下のような結論に至ったのです。

「見栄えは悪くなるだろうけど、自作の漆喰で壁を塗ってみよう」

とりあえず、「DIYを楽しむ」ことと「コストをできるだけ抑える」を大前提としたとき、見栄えや失敗しないことは今回は考えないでおこうと思ったのです(笑)

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DIYは「ともかく考えて、やってみる」ことが大事

DIYでは「プロのように仕上げる」ということは半分捨ててもよいところです。

これを考えてしまうと失敗するのが怖くなってしまいます。

また、失敗をおそれるあまり、いい道具にこだわったり、高コストで便利な製品を買ってすませようとしたら、考え方が守りに入ってしまいます。

DIYは「ドゥー・イット・ユアセルフ」の頭文字をとったものです。

つまり、「自分でやってみろ」の略。

大事なことは、プロにしかできない仕事のように思われていたことを、素人なりにやってみることです。

素人ですから、当然仕上がりは悪くなるでしょうし、場合によっちゃ大失敗することもあるでしょう。

その道のプロからすれば、鼻でわらいとばされてしまうようなこともあるでしょう。

そういった失敗も経験としておもしろがって楽しむのが、DIYの骨頂だと開き直らないと、なかなかこんなバカなことはできません(笑)

というわけで、ちょっと話が横道にそれましたけど、そんなドシロウトのぼくが考えた、漆喰の配合がコチラになります。

消石灰20kgに米のり5合ぶん、わらすさ両手に一杯。砂を20kg。

いろんなサイトや本を参考にしました。

ウェブサイトに漆喰のことを書かれている方には、ぼくと同じようにDIYに挑戦されている方もおられれば、プロのように上手に仕上げてらっしゃる方もいましたし、実際のプロの方もおられました。

プロは職人の中の職人、左官仕事ですから、ものすごいこだわりを持っておられる方もおられましたし、逆にプロでも感覚を大事にしてあまり難しく考えておられない方もいらっしゃいました。

ぼくと同様のドシロウトの方もいらっしゃったし、中には漆喰の配合で失敗をされて、大きなクラック(ひび)を作っておられる方もいらっしゃいました。

すべての情報がぼくの勉強になりました。

そのうえで、ぼくが作ったのは、見出しでも述べましたが、以下のとおり。

  • 消石灰20kg
  • 米のり5合ぶん
  • わらすさ両手に一杯
  • 砂を20kg

という配合。

これ、一般的な漆喰の配合とはちょっと違います。

砂が入ってるんですね。

この砂を入れることによって、「砂漆喰」といわれるものになります。

ほんとうは砂をいれずに作りたいところなのですが、真冬の作業となると、ふつうの漆喰ではひび割れが起こってしまうのです。

そこで、今回は砂を加えてひび割れを防ぎながら作業をする方向で決めました。

漆喰に使った材料の説明

いわゆる漆喰の定番の材料は、米のりではなく「ふのり」と呼ばれる海藻でねばりを出して、これをのりにします。

けれど、うちではふのりは手に入りづらいのですが、田舎なのでお米は古米、古古米が手に入ります。

「もうイノシシの罠に入れるしかない」というような古すぎるお米も、漆喰に配合するのであれば上等です。

どうやら大昔は漆喰にお米ののりが使われていたようなのです。

が、当時は逆にお米が高級品だったので、安価なふのりが使われるようになったそうな。

時代によってモノの価値も違うんですね。

次にわらすさなんですが、田舎で昔お米を手作りしたことがあり、稲わらはふんだんにあります。

稲わらを3cmほどに刻んで、鍋に入れて、重曹と一緒にひと晩ストーブで煮込みます。けっこう時間がかかります。

この作業時間を短縮したい場合は苛性ソーダを使うらしいのですが、まあけっこうな危険物ですし、できるだけ安全にやりたいと思いました。

うちは天板にやかんを置けるタイプの灯油ストーブを利用してるので、重曹でじっくり時間をかけてわらすさを作ることにしました。

時間をかけて煮込むと、稲わらがふにゃふにゃの繊維状になります。

これをミキサーなどでほぐすと、すさになるのです。

わらすさ

これがわらすさです。

消石灰20kgにつき、これを両手いっぱいぶん使います。

この画像にあるぶんの3倍くらいの量を使いました。

で、あとは砂。これは近くの川を見に行ったんですが、どうしても思ったような砂が手に入らないので、ホームセンターで調達しました。

20kgで約200円。砂は脱塩されてふるいにかけられており、自分で調達する手間を考えると、買った方が圧倒的に安いです。

ちなみに消石灰はうちの田舎では需要が多いのでしょう、20kg約500円で手に入ります。大阪では10kgで1000円くらいしてたので、消石灰をたくさん使うなら田舎に行った方がいいかも(笑)

ちなみに既製品の漆喰を買うと、安いところでも20kg3000円。

自分で作れば、砂やお米など、合わせて50kg作っても1000円を少し切るくらいでおさまりました。

ホームセンターで売られている、最初から練られていて塗り勝手のよい上等な漆喰になると、20kgで10000円くらいします。

当然既製品の漆喰は質も高いし、均等な質感で仕上げることができるわけですが、ぼくの場合は漆喰を自作したことで、コストがずいぶん安くあがりました。

というわけで、漆喰を練る

漆喰練り

漆喰にわらすさと米のりを混ぜて練っているところ。力の必要な、けっこうたいへんな作業です。

ただ、わらすさでもっと色がクリーム色に変化するかと思ったんですが、意外と白いですね。

だいたい20kgの漆喰で、足す水の総量が8リットルくらい。これが少し硬めのホイップ状になるまで練り練りします。うちは鍬で練りました。

で、画像の後ろのほうにある砂を混ぜます。

これ、くれぐれも順番を間違えないようにしましょうね。

最初に材料を全部放り込んでしまうと、しんどさが倍増します。←やってしまった人からのアドバイス

最初に漆喰を作って練って、最後に砂を加えてもう一度練る。この順番、大事です。

砂漆喰

さっきも言いましたけど、これは砂漆喰といって、ひび割れを防ぐ目的で作りました。

それでも結局軽いひび割れは出たんですけどね(笑)

原因はいくつかあるんですが、写真を見ていただければ、うちの土壁、けっこうなひび割れがあることがお分かりになると思います。

これだけでこぼこな壁ですから、ふつうに薄く漆喰を塗るよりも、砂漆喰にしてしっかり厚塗りにすることで、壁として耐久性を持たせたいという意図がありました。

でこぼこなところに厚塗りにしたので、乾き方に多少ムラが出てしまったのか、場所によってうっすらひび割れのでたところがありました。

とはいえ、DIYで作った壁という意味では、問題なしです。

【後日談】
漆喰を塗って一年経ちましたが、崩れたりすることもなく、問題ありませんでした。

今後の予定ですが、まず漆喰をしっかり塗ってから、土の床を三和土にします。

漆喰

上の画像は、おそるおそる漆喰を塗ってみた結果です。

まあ、真っ白な質感じゃないし、きれいにも塗れてないけど、壁としては成立してます。

で、真冬の夜にひと晩置いといた結果がこちら。

漆喰

でこぼこしてるし、うっすらとしたひび割れがたくさん(笑)

ただでこぼこは、もとの土壁がでこぼこなので、どうしようもありません。

このひび割れは致命的なほどではないし、こてで少し押して伸ばしてやるとやると消えました。

まあ、自己流で安く仕上げた材料でこれだけできたら上等なんじゃないでしょうか。

逆に、すげえ金かけて同じ作業をしてこの仕上がりだったら、がっかりしてるかもしれません(笑)

というわけで、今回は自作漆喰を塗ってみた話でした。

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