【胆汁性下痢】ココアとおからととろろ昆布で慢性的におなか痛いのが治ってきた件

(´・∀・)p[☆。・:+こんにちゎ*:+:・゚☆]q

「宿痾」という言葉があります。

あまり見かけない言葉だと思いますが、自分が慢性的に抱えている病気のことを言います。

ぼくの場合の宿痾というと、若いころから腸で大病を繰り返して、とうとう大腸の1/3を手術で切り取っちゃいましてね。

今もおなかの調子は慢性的に悪いんです。

朝起きて、朝食を食べるでしょう。そうすると、差し込むような下痢が2~3回立て続けに起こって、トイレに閉じこもります。

昼ぐらいになるとよくなってくるんですけど、それまではもういつどこで下痢の発作が起こるかわからないので、生活に著しく影響が出てしまう。

で、30代になってからいよいよおなかの調子が悪くなって、腸炎を頻発するようになってしまいました。

その都度抗生物質で散らしていたので、こりゃもうダメかもな、とあれこれ情報を調べること数年。

食物繊維をたくさんとるといいとか、乳酸菌がいいとか、巷で言われてるようなものはぜーんぶ試したけど、ダメ。

食物繊維に至っては、とりすぎると逆におなかが痛くなって、悪くするとまた腸炎になるようで、ろくなことがありません(笑)

今回はそんなおなかの調子の悪いぼくが、この半年でようやく、これじゃないかという情報を手に入れて、実際におなかの調子がよくなったというお話です。

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ぼくは胆汁性下痢だったのかもしれない

胆汁性下痢という聞き慣れない言葉ですが、どうも胆汁が悪さをして下痢を起こすことがあるというのです。

この下痢のことを知ったときは衝撃でした。

もう、ドンピシャ、ぼくの症状と同じだったからです。

https://gut-microbiome.com/diarrhea/bile_diarrhea.html

胆汁は大腸においてある種の下剤のように作用します。水分の吸収を抑制したり、腸粘膜から腸管内への水分の分泌を促したりするのです。これが下痢になってしまう理由です。

また、手術が原因で胆汁性下痢になる場合もあります。例えば、胆のうや盲腸を手術で摘出したときなどです。

胆のうを摘出すると、胆汁が過剰に分泌されるようになります。そのため、小腸での吸収が追いつかずに多くの胆汁が大腸まで到達します。

胆汁性下痢には、「食事(特に朝食)のあと、30分~2時間後に下痢になる」や「下痢止め薬が効かない」という特徴があります。

もう、完全にぼくの抱えてる症状と同じ。

胆汁性下痢には、コレステロールを吸着して排出するコレスチミドという薬が特効を発揮するそうです。本来はコレステロール値をコントロールする薬なんですが、胆汁性下痢にも使われるのだそうな。

ただ、ぼくは、これをどうにかして、食べ物で解決できねえかな、と思ったんですよね(笑)

で、探る探る

胆汁は油ものを分解するために必要なんですよね。だから、胆のうを取ってしまった人は、油ものが受け付けなくなった、なんて話も聞きます。

で、その胆汁は肝臓で作られて、小腸に流れていって、ほとんど吸収されて、また肝臓に戻っていく、という循環を繰り返しているんだそうです。

ところが、胆汁が全部小腸で吸収されなかった場合は、大腸に行きます。

大腸に行くと、胆汁は下剤のように働くので、突発的な下痢を引き起こすというわけです。

胆汁が大腸にまで到達しないようにするために、コレスチミドといういいお薬があるというのは先ほども言いました。

これはもともとコレステロール値をコントロールする薬なんですけど、コレステロールを含んだ胆汁も吸着して、そのまま便として排泄してしまう薬なんですね。

これによってコレステロール値が下がるわけですが、胆汁性下痢の場合、胆汁が腸で吸収されずに排泄されてしまうので、下痢も引き起こさないというわけです。

このコレスチミドは、「陰イオン交換樹脂」なるものでできているようで、これが強力に胆汁を吸着するようです。

ということは……つまり、胆汁を吸着する食べ物があれば、胆汁性下痢を食事で改善することができるんじゃね?

意外とこの素人考えが功を奏する(笑)

なんでも、考えて実践してみるもんですな。

いろいろ調べてみた結果、ココアに含まれる「リグニン」には胆汁酸を吸着して排出する作用があるんですね。

あと、豆類の食物繊維にもリグニンが含まれるようです。積極的にとるのであれば、最近だと乾燥おからが売られてるので、こういうのを利用するのがいいかもしれません。

で、次にとろろ昆布です。これはヨウ素の過剰摂取に気を付けなければいけませんけど、個人的にはいちばん便の改善に効果がありました。

実際に、便の中にコレステロールや胆汁酸が排泄されているということで、胆汁酸を絡め取っているのでしょう。

で、ここ数か月、ぼくはココアととろろ昆布を中心に、たまにおからを食べたりして、様子をみてます。

実際にぼくがやってることを羅列してみます

まず、朝起きてから最低1時間は何も食べないようにしました。それだけでも、朝食後の差し込むような下痢が起こらないので楽です。

朝には純ココアを飲みます。で、麺類が大好きなので、麺を食べるときにはとろろ昆布を足す、といった感じ。

おからや、小麦の「ふすま」にも胆汁を吸着する効果があるというんですが、ぼくの場合、これらの食材は食べ過ぎるとおなかが痛くなるので、控えめにしてます。

どうしてでしょうね。ココアやとろろ昆布は繊維が細かかったり柔らかいから、おなかへの影響が少ないのかな。おからもグラノーラも、ちょっと繊維が残ってる感じはあるけど、ぼくの体質の問題もあると思います。

それ以外にはこれといって生活改善はしてませんが、おなかの調子はかなりよくなったと感じています。

具体的には、朝ひっきりなしにトイレに行ってたのが、一回でしっかりした量の固い便が出て、それでスッキリ、という日や、下痢するにしても一日2回ですんで、差し込むような痛みが減るようになりました。

もちろん日によっては朝に3回トイレに駆け込むこともあります。劇的に改善した、というよりは、「効果が感じられた」という感じ。

たぶんぼくと同じような症状の人はわんさかいると思う

なぜ胆汁性下痢が話題にならないのかわかりませんが、ぼくと同じような症状の人はたくさんいると思うので、ぼくの場合ココア、とろろ昆布、おからなどでおなかの調子が改善したよ、という経験談を残しておきます。

もしかしたら、コレステロール値にも影響するかもしれませんので、そのうちまた血液検査などする機会があったら、報告しますね。

この記事を書いてから一年経って、かなりおなかの調子がよくなってきました。このときよりもやり方が変わっているので、よろしければこちらの記事もご覧ください。
【胆汁性下痢】約一年食習慣の改善に取り組んで、苦しむことが減り、生活に張りが出てきた件
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コメント

  1. あん より:

    はじめまして。こちらのブログに私は助けて頂きました!3年前に盲腸の大掛かりな手術をしてから、2年半下痢に悩まされて、諦めかけた頃あなたのブログのお陰で理由がわかり、お薬のコレバインで下痢を回避することができ、何でも食べることができるようになったんです。
    ほんとに、ありがとうございました。

  2. 田中 より:

    あんさん、こんにちは。
    コメントをどうもありがとうございます。お薬で回避できるようになったとのこと、何よりです。人間のカラダはほんとうに不思議なものですね。
    ぼくも大腸を切って以来、何かと不安定ではありますが、自分なりの気づきと経験と現代の医療のチカラに頼ることで生活しています。お互いに、上手に乗り切っていきましょうね。