直播したエンドウの苗を春に掘り上げて別の場所に移植してみた

(´・∀・)p[☆。・:+こんにちゎ*:+:・゚☆]q

いよいよ春めいてきて、百姓仕事の記事が書けるようになってきました。

さて、ぼくも含めてうちの家族は性格が大雑把で、そのせいで損してること数知れず。

今回の記事は、そんなうちの家族の大雑把で悪いところをぞんぶんに発揮したお話です。

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エンドウの発芽率が悪い

去年までは親父が畑をやってたんですが、秋までキュウリを育ててから、支柱を撤去せずそのままにしてたんですね。

エンドウ

てっきり何の種もまいてないと思ってて、スナップエンドウの種をまく準備をしてたんですが、いざ3月になると、突然親父が、

「ここ、2列ともウスイエンドウの種まいてるからな」

って。

えー(;´Д`) 今までそんなこと言うてなかったやろー。

もうここに植えるつもりでスナップエンドウの種買ってるのに……。

「ほれ、発芽しとるやろ」

あー、ホンマやなあ。

しかし、うん、発芽しとるけど……発芽率低くない?

「親父、これひとつの穴に何粒まいたん?」

「あー、2粒かなあ」

ああ、それは少ない……

ふつう、エンドウは畝に対して30cmごと、ひとつの穴に種を3粒~4粒まいて、それを間引かずに育てます。

つまり、最初の種の量が収量に直接影響します。

ひとつの穴に3粒~4粒まくのは、種袋に書いてるはずなんですけどね(笑)

まあそれはともかく、冬の間ぼくと交代することもあって(結果的に本格的に交代することになったんですが)、ポット植えで管理できないことから、事前に直植えしたのでしょう。

ポットで植える場合は種の数を少なめにして確実に育てて移植する方法もありますから、それをそのまま直まきで流用したのかもしれません。

しかしそれにしても、これはあまりにもみじめな発芽率……。

これで親父が満足げに、「ほれ、発芽しとるやろ」と言える神経がわからない(´;ω;`)

とりあえず、植え替える

で、ここまでは親父の大雑把で悪いところで、ここからはぼくの大雑把で悪いところ(笑)

この発芽率の悪いウスイエンドウ、どうしたもんかなと思ってたんですが、ようやく重い腰を上げて、周囲の草刈りをしました。

さっきの画像は、もう草刈りをした後の画像です。

エンドウ

で、この右側の畝のウスイエンドウを、左側に移し替えることにしました。

どうやって?

いや、ごくふつうにスコップで苗を掘り起こして、隣の畝の空いた穴に移していくんですよ(笑)

↓こんな感じで。

エンドウ

うひゃあ、こわい(;´Д`)

植物の根は、人間でたとえると、内臓のようなものです。

人間は内臓を体の内側に隠し込んでますけど、植物は体の表面を地表に出して、内臓を地中に埋めている、と考えるといいと思います。

植物によっては、根をジャンジャン切られてもあとからあとから生き返るバケモノみたいなのもありますが、ふつうは根が弱ると植物は枯れます。

よって、エンドウにおいても、せっかく直植えで根差したものをわざわざ掘り起こしてしまうというのは、本来愚の骨頂です。

……いや、愚の骨頂やけどさ、やらんとしゃーないやん(笑)

もちろんこれ、営利として考えたら、もう「捨て」でいいと思うんですよ。

それで、種をきちんとまき直すか、思い切って別の作付けにしてしまえばいいと思う。

最初にまいてる種の数も足りてないし、苗を無理に移植したことで苗が枯れてしまう可能性もありますからね。

でも、もったいないもんなあ(笑)

で、あともうひとつ理由をあげると、文句は言いましたけど、親父ががんばって植えた種ですからね。

できるだけ親父の労力を無駄にはしないでおこうと思うのです。

というわけで、植え替えていく

スコップでできるだけ大きく、苗のまわりの土を掘りおこします。で、スコップの反対側の土を手でおさえて、できるだけ根をいためないように、慎重に持ち上げます。

そのとき、反対側の畝の植え穴は事前に掘り起こしておきます。そこへ、スコップに乗せた幼苗を移し替えました。

移し替えたらすぐに水をたっぷりあげて、根の活着をうながします。

おそらく今回のやり方は、うちの土が雨後だったことと、団子状にまとまりやすい粘土質だからできることだと思います。

さらさらの砂地だと、最初に水をたっぷりやって土を固めてから取り掛かるなど、工夫が必要になるかもしれません。

見事に片側の畝にまとまった(笑)

いざ移植して驚いたんですが、見事にピッタリ、片方の畝に移植できてしまいました。

つまり発芽率で考えると、今回年末にウスイエンドウの種をひとつの穴に2粒まきした結果、2粒をひとつのかたまりとしてみれば、50%になります。

2粒をそれぞれ独立させて考えれば、25%~50%の間の発芽率だったということになります。

まあ、やっぱり直播は発芽率低いよね(笑)

この発芽率を考えると、直にまくより育苗したほうがいいでしょうね。

あるいは、種代をケチらず、最初から6粒ほどまいて、あとで間引くやり方でもいいかもしれない。

営利目的なら育苗をしっかりやるほうが間違いないでしょうね。

しかしそれよりも問題なのは、うすいえんどうはそもそも10月末から11月中旬くらいに播種が終わっていなければならないんですが、この時期にこんなに小さな苗になっているということは、おそらくかなり年の瀬になってから種をまいたんだろうと思います。

そのせいで、冬の間に枯死した種が相当数あったのではないか。

そんな気もします。

さて、移植した苗が二日後にどうなったか。

エンドウ

お、根は活着してるっぽいなあ。

もしダメになってたら、二日も経てば張りがなくなって、しなびた野菜みたいになるはずですからね。

まあ、でもね、ちょっとだけ楽観的なことをいうと、豆苗ってありますでしょう。よくスーパーで、スプラウトのコーナーに置いてあるアレです。

豆苗はエンドウの種からでた幼苗なんですよね。あれを密生させて、ひょろ苗にしたものを食用にしてるわけです。

つまり、今日ぼくが植え替えたのも豆苗なのであります。

市販にされてる豆苗って、苗を切ってもまた2回、3回と苗が生えます。徐々に草勢はなくなるんですけど、それでも、その程度には強い種なんですよね。

そう考えれば、あんまり強く悲観しなくてもいいような気もしてくるでしょう(笑)

まあ、明日の風は明日にしかわからんのでね。あとはエンドウの生命力を信じることにしましょう。

【後日談】
このうすいえんどうですが、無事に収穫までこぎつけることができました。
かなりいい加減な移植でしたが、うまくいったようです。
ただ、もうひとつの畝に余っていたスナップエンドウの種をまいたところ、こちらは軒並み生育不良で、満足のいく収穫ができませんでした。
もしかしたら、うすいえんどうの苗があったことで連作障害が起こったのかもな、とも思ったのですが、はっきりした理由はわかりません。
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