【ニンニクあれこれ】うちのニンニク、葉先が黄色くなってるんだけどこれ病気!?

(´・∀・)p[☆。・:+こんにちゎ*:+:・゚☆]q

親が百姓仕事を手伝いに来たときのこと。

母がニンニクを植えている場所を見て、「あれ何? 病気ちゃうの?」と言ってきました。

葉先が黄色く変色してて、母いわく、「遠くから見たらニンニクが花咲かせてるんかと思った!」とのこと。

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問題のニンニク

ニンニク

あんまりおおげさに騒ぐものだから、逆にできるだけ冷静を装いながら、

「ニンニクはこんな花は咲かせません」

と言ったものの、確かに葉先、黄色いですね。

ちなみにニンニクは、一般的に「ニンニクの芽」という名前で市場に出回る茎をにょーんと出して、そこから放っておくと、ネギ坊主みたいな花を咲かせます。

しかしそれは6月になってからの話で、3月のこんな時期に花を咲かせることはありません。

それにしても、これ、何なんだろう。

パッと思い浮かぶのは、葉枯れ病とかさび病とか……でもなんか、それにしては妙に健全な感じがするんですよね。

葉先は黄色いけど、根本は鮮やかな緑で、いかにも元気です。

親父は相変わらずやる気のない様子で「毎年こんなもんや」なんていい加減なことを言ってます。

いろいろ調べてみた

病気について調べてみると、春腐病・乾腐病・さび病などがあがってきたんですが、症状をみるに、どれも違う。

いわゆる病気の場合は、人間がみてすぐにギョッとするものです。あれ、なんかこれ変だぞ、と思うはずの違和感がない。

先ほどの画像をみると、黒マルチの上に押し花みたいになって、枯れたニンニクの葉っぱがへばりついています。

ニンニク

これをみて、ピンときた。

この押し花のようになったニンニクの葉っぱは、冬の雪で凍み枯れてしまった葉っぱの跡です。

うちのあたりは冬になると毎年1m近く雪が積もります。

11月くらいに植え付けたニンニクはいったん葉を伸ばしますが、雪で地上部は全部凍み枯れてしまうのです。

そして、また雪がとけると旺盛に育ち始めます。

ニンニクは寒さに強い植物です。青森でもあの有名な大型の六片種がぐんぐん育ちますよね。

でも、葉っぱに関してはそれほど寒さに強いわけではないようです。

葉は常に寒さのダメージを受けている

雪がとけたからといって、寒さがゆるんだわけではありません。

うちのあたりでは4月くらいまでは遅霜といって、朝になると地上が寒さで凍ってしまうことがよくあるのです。

そのたびにニンニクの葉はダメージを受けます。

その結果、画像のようにニンニクの葉先はあのように黄色く変色してしまいます。

ただ、雪が積もって葉全体を凍み枯れさせてしまうわけではないので、軸の部分にかんしては健康そのもの、まだまだ旺盛に育つぞといわんばかりに、鮮やかな緑色をしています。

つまりあれは当地の気候的要因によるものであって、病気ではなかったのです。

結果的に親父の「毎年こんなもんや」というのが正しかったわけです(笑)

ちなみにうちでは六片種はあまりうまく育たない

ホームセンターではどこの地域でも、六片種のニンニクの種が売られていますが、あれを西日本で上手に作るのはかなりむずかしいと思います。

野菜は土地を選びます。野菜には、自分が育ちやすいいちばんいい気候、いい土があるわけで、ニンニクの場合はそれが特に顕著です。

どんな品種のものを買ったのか覚えてないんですが、うちで育てているのは特徴をみるに上海早生か壱州早生というものだろうと思います。

今年収穫してみたら、もう一度しっかり検証してみます(笑)

今年のものを収穫してしっかり調べてみたところ、うちのニンニクは壱州早生で間違いなさそうです。

上海早生も壱州早生も暖地型の品種です。

うちは冬に1m近くも雪が積もるのに、この暖地型の品種がよく育ち、青森でよく育つという六片種は育ちがいまいちです。

うちで育ててるこの暖地型の品種は、種の発芽率がほとんど100%です。多少育ちの悪いものをはじいたとしても、98%ほどが健全に育ちます。

それくらい、うちの土地との相性がいいということなのでしょう。

逆に六片種は生育も遅く、欠株も目立ちます。作り方もあるのかもしれませんが、今のところ、土地の相性なのかもしれないな、と思ってます。

ちなみに同じ関西の別地域で家庭菜園をやってらっしゃった方は、うちでは毎年ニンニクを植えているけど、まともに育ったことがないとおっしゃってました。

10年間、植える時期を変えたり土に工夫をしてもダメだったそうです。ニンニクは頑健な野菜だと思われますが、意外と気難しい一面もあるんですね。

鹿はニンニクの葉っぱを食べる

ちなみに、鹿はニンニクの葉っぱも食べます。

今年、鹿がニンニクの葉っぱを食害してるのをみて、びっくりしました。

ニンニクの葉っぱはどんな獣も食べることはないと思っていたので、ニンニクの葉っぱがやられたときは、ひざから崩れ落ちそうでした(笑)

というのも、山際にあるうちでは今後、獣害の影響を受けにくい野菜を中心にしていこうと思っていて、ニンニクはその中でも筆頭に考えていた野菜だったからです。

まさかニンニクの葉っぱを鹿が食べるなんて。ご近所さんの植えていたニンニクもやられていて、お互いに「まさかニンニクの葉っぱを鹿が食べるなんて」と言い合いました。

うちでは冬になると、電柵を倒します。

雪が積もると電柵が雪の重みで壊れてしまうからです。事前に電柵を倒しておくことで、雪でポールが折れたり、電線が切れたりするのを防ぐんですが、電柵を倒してる間にシカにニンニクの葉っぱをやられてしまうとなると、大問題です。

といっても、ニンニクの葉っぱ自体は再生するので、そこまで問題にはなりません。

問題なのは、畝がシカの踏み跡だらけになってしまうことで、これが生育に悪い影響を及ぼしてしまうのです。

これは参ったなあ、どうしようかなあと、いまだに答えは出てないんですが、まだイノシシに掘り返されたり、サルに持っていかれたりするよりはマシなのかなあ(笑)

いずれにせよ、今年もニンニクがすくすく育ちますように。

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