プチトマトの栽培は難しい!?

「三寒四温のいちばん端っこ」とでもいうべきか、4月は珍しいくらい暖かかったのに、ここにきてグッと冷え込みました。

暖かさにカラダが油断してるところへ、突然冷蔵庫に放り込まれたようなことになって、なんだか頭と体がぼんやりしてます。

若いころにはあんまり気にしたこともなかったんですが、この歳になると、気温の急激な変化がけっこうカラダにこたえる、ということがわかってきました。

先人の経験談を聞いている限りでは、たぶんこれから年を取るにつれて、どんどん季節に体がついていかなくなる、という経験をするようになるんでしょうなあ。

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トマトを栽培する難しさ

野菜を作ってて、これはもう敬遠したいなあという野菜のひとつがトマトです。

今年は移住再開して、種があったのでプチトマト栽培にチャレンジしていますが、個人的にはトマトは自家用にちょっぴり作る程度でいい。

なぜなら、トマトほど露地栽培に向かない野菜もないからです。

うちでは、ふつうのトマトに関しては毎年、秋まで持ちません。

最初のうちはまだいいんです。梅雨もなんとか乗り切れますが、7月以降の大雨に当たると実が割れて商品にならず。湿気ですぐに病気になります。

種代と労働力の元もとれないようなことはいくらでもあります。

田舎の原風景で、夏のさんさんとした日差しの下でキュウリやトマトを栽培してる光景があります。

あれも地域の土壌にもよると思いますが、露地栽培だとやっぱり難しかっただろうと思いますよ。

ちなみに日本ではトマトは江戸時代には種が伝来してたんですが、当時は食用ではなく観賞用とされたそうです。

明治以降に徐々に食用として使われるようになり、現在のトマトらしい味のトマトの種が出回るようになるのは、昭和に入ってからです。

最近は、昔のトマトの味を求める人も減りました

1985年から、これまでにない画期的な甘さのトマトが市場に出回るようになりました。桃太郎トマトです。

このいわゆる「フルーツトマト」は市場を席巻し、在来の青くさくて水っぽい味のトマトがなくなってしまうのではないか、とさえ言われました。

実際にはあの青くさくて水っぽいのは、樹上で完熟させずに青い状態で収穫して、流通過程で追熟させるために味が薄いのですが、あの味に慣れた人が「トマトってのはこんな甘いもんじゃない! 本当はもっと青くさくて水っぽいもんなんだよ!」と文句を言ってたのをよく覚えています。

まあわざわざ青くさくて水っぽいものを食べなくても、ふつうに美味しい方がいいだろう、と思うのですが、だれしも人生は一度きりで、昭和に青臭いトマトに慣れ親しんだ人からすれば、トマトといえばそれがすべてです。

甘いトマトに消費者が飛びついて、自分たちの時代のトマトが駆逐されてしまうかもしれない、という寂しさから、当時の人はつい「独自のトマト論」を振りかざしてしまったのかもしれません。

しかし最近ではさすがに、トマトの味でごちゃごちゃ言う人も少なくなりました。

それに、今でも昔ながらの味のトマトは、ふつうに市場に出回ってますしね。

最近のプチトマトは、本当に甘い

さんざん、トマトの栽培の難しさを伝えたわけですが、プチトマトは意外と雨にも強くて、乾湿の変化にもルーズで作りやすく、秋までしっかり楽しむことができます。

うちも今年はプチトマトばかり作ってるのですが、最近のプチトマトは、何せめちゃくちゃ甘いですね。

数年前に畑で完熟したプチトマトをその場で食べたときに、このオッサンが感動したくらいですから、よっぽどです。

で、そんなプチトマトの苗なんですけどね。

何せ、自由気ままに発芽してくれます。

同じ気温、同じ湿度で育てて、この差です。おそらく気温が発芽ギリギリの低さだから生育がそろわないんだと思いますが、ぼちぼち簡易のビニールハウスくらいは調達したほうがいいのかもしれませんね。

ほかの植物はだいたい発芽はそろうものですが、トマトはこのへん、実にじゃじゃ馬です。

たぶん、露地だと4月に種をまくのは適期じゃないんでしょうね。

今日もものすごく寒い朝でしたが、こういった霜の降りるような時期を避けて、5月下旬以降から育て始めたら、すんなり発芽もそろうのかもしれません。

ただ、夏の遅い時期に収穫が始まって、秋には収穫が終わってしまう、はかない栽培になってしまいますけど。

ああ、そうそう。トマトって本当は多年草らしいですね。

気温をコントロールして、病気が出ないように管理してやれば、どんどん大きくなって、何年でも収穫を続けることができるそうな。

中には10メートルにも育つものがある、というんですが、どんな姿になるのか、ぜひ一度みてみたいものです。

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