サルが出てきた話、梅雨と百姓の話など

梅雨入りした、という話は聞かないのですが、今朝は予報より強めの雨が降って、地面がぬかるんでしまいました。

ぼちぼち、梅雨入りなんでしょうなあ。

うちのあたりの土は粘土質なので、雨が降ると地面がぬたぬたします。

で、長靴に水を含んだ重い泥がまとわりついて、まともに身動きがとれなくなってしまいます。

そんなときは、田んぼ用の専用の長靴を使うと、作業性が少しマシになります。

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雨の中で、木が揺れる

大雨の中畑を見回りしてたんですが、畑の電柵の向こうの木がゆっさゆっさ揺れてるのです。

こりゃなんだろうな、と思ったら、獣の影が見えました。

よーく見ると、サルです。

そういや、昨日山の向こうでカンシャク玉が破裂する音が聞こえてたから、サルはこっちに巡回してきたんでしょうね。

あー、うっとうしい。

ところで、サルは木から電柵を飛び越えようと試みていたのかもしれません。

しかし、この木は前からサルが登って電柵を越えようとするかもなあ、と危惧してたんですよね。

それで、事前に木よりずいぶん手前に電柵を設置しておいたのですが、やっぱり思った通りでした。

木が成長したら、今度はいよいよ電柵を飛び越えてしまうかもしれません。

今年の冬の間に、所有者と相談したうえで、畑の近くの木を切らなきゃダメだなあ。

雨降って、地固まる

最近、ふとこの「雨降って地固まる」という言葉を思い出しました。

言葉の本来の意味は、悪いことがかえって幸いする、という意味で「禍を転じて福と為す」と同じようなことです。

でも、ぼくが言いたいのはそっちじゃない。

言葉本来の、そのまんまの意味が、今のぼくにはとても重要なのです。

つまり、雨が降ると地面は固まってくれるという、この大自然の真理ですよ。

これが、百姓をやるうえでヒントになったのです。

ぼくはずーっと、このところ、土を上手に固めるにはどうすればいいか、ということを考えていました。

というのも、トラクターで畑を耕すと、土がふわふわに柔らかくなります。

しかし、このふわふわの土のままだと、雨が降ったらじゅくじゅくのぬかるみになるし、作業性も悪い。

これをできれば早く固めてしまいたいわけですが、畑の土は具体的にどう固まっていくのか、ということがわからないわけです。

もちろん経験上、時間が経てば、土は固まって、グランドのようになることはわかってるのですが、手順がわからない。

しかし、そこで「雨降って地固まる」という言葉を思い出しました。

つまり、ふわふわの土に雨が降る。土はねちゃねちゃの粘土になると同時に、雨水の重みで圧力がかかる。

雨水が流れ、乾燥すると、土は粘土になった状態で乾燥するので、土が固まる、と。

それは一気にそうなっていくのではなく、何度も雨が降っては乾く、ということを繰り返しながら、徐々に土が締まっていくのでしょう。

で、雨が降ったあとに人が立ち入ったり、転圧をしてしまえば、土はもっと早く固まってくれるでしょう。

つまり、放っておいても雨が繰り返すことで自然と土は締まっていく。多少人が手を加えて踏み固めてやってもよい、ということなのでしょう。

今の梅雨の時期に畑で農作業をしていれば、嫌でも「雨降って、地固まる」というわけです。

というわけで、自分の中でなんとなくわだかまっていた問題が、自分の頭の中でなんとなくわかりました。

先人はこんなことわざをよく残してくれたものです。ありがたや、ありがたや。

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