サトイモは水がお好き!?

(*´・∀・)p[☆。・:+*こんにちゎ*:+:・゚☆]q

よく、サトイモほど水を好む野菜はない、と言われます。

まあ実際そうなのであろう、と思うんですが、今年ぼくが観察している限り、7月からの信じられないような暑さと干天においても、サトイモはなんとか生きながらえているんですよね。

ほかの野菜が枯れたり、まともな実をつけなかったりと軒並み不作の様相を呈している中でも、サトイモは別に枯れてしまうというほどのことはありません。

もちろん、水を積極的に潅水しているご近所さんのサトイモは生き生きとした緑色で、葉も元気です。

対してうちのサトイモは、水気がまったくないものだから、茶色くしおれて、生育も止まってしまい、ヘナヘナでした。

ただ、8月に入ってから数度、湛水とまではいかないけども、地面から数センチ濡れる程度の雨が降っただけでも、うちのサトイモは急に元気を取り戻したように思えます。

茶色くしおれた葉は緑色に回復し、急にググっと成長したようです。

そういえば例年サトイモにはそこまで水をやらなくても、最終的に11月くらいにはしっかり太ってるんですよね。

ちなみに田舎は昔からそんなものなんですが、水路は基本的に田んぼに使うための水であるという暗黙の了解があって、畑のために水をもらうということはご法度だったりします。

それで、昔は田んぼに水を引いてるときにこっそり畑に水をとってしまう人が、けちょんけちょんに陰口をたたかれているというのを見たりもしましたし、まあ田にせよ畑にせよどこでも我田引水というのは嫌われるのだなと思ったものです。

最近では田んぼを作る人が少なくなって、そのあたりのルールもあいまいになってきましたが、それでも畑のために溜め池の水をくださいといっても、集落の人はあまりいい顔をしません。「田んぼ>畑」という優劣が染みついているのです。

ですから、よほど上手に水を引けなければ、露地野菜は天水任せにするしかありません。

ぼくは特に地域に後から来た「新参者」ですから、このあたりのルールにはかなり気を配っています。

ちなみに当地では夏にはあんまり雨が降らなくて、まとまった雨は9月下旬以降を待たねばなりません。

これは日本海側の気候の特性なんですね。

日本海側は夏に照って、秋の終わりから雨が切れなくなります。

これは冬になるとロシアや中国から日本に向けて風が吹いてくる(季節風)ことによって、日本海の湿った空気が流れ込んでくるからです。日本海側で雪が多いのは、この季節風が原因です。

逆に夏は太平洋側に湿った空気が流れ込んで、日本海側にくるころには風が乾いています。

それで、夏場の雨というと局地的な夕立などに期待するしかなかったりするのです。

おかげで日本海側では「梅雨に降って土用に照る」という田作りでは最適な気候条件を得られることが多くて、米どころの新潟を筆頭に、福井なども米どころとして有名ですね。

ちなみにそういうわけで、逆に太平洋側では、夏によく雨が降り、秋の終わりから冬にはそれほど雨が降りません。

つまり、日本海側でサトイモを育てるにあたっては、夏の干天はある程度織り込んでおかねば仕方がないわけです。とはいえ、今年のように猛暑と干天が続くのは異常でしたけども。

それでもこれまでサトイモが夏の干天でダメになったということは、一度もありません。今年もサトイモはなんとか保っています。

不出来だった年は何度かありますが、それはぼくが無精をして、土寄せや草取りを怠ったときです。

今年の異様な暑さを乗り切ったサトイモをみていて思ったのですが、サトイモと水に関しては、ふたつの考え方を持っていていいのではないかと思いました。

  • サトイモには、水が必要
  • サトイモは天水任せでも、どうにか育つ

なんでこんな考え方をするのかというと、まず先ほども言いましたけど、うちの畑には水路から水を引いてくるのが難しい、ということがひとつ。

あともうひとつは今回の8月の雨のあと、雑草が奇妙なほど一気に生育した様子をみていたからです。

水気がなくなって生育が抑え込まれていた雑草たちは、8月の雨で単純に息を吹き返しただけではなく、ふだんでは考えられないような生育を見せました。

たった数日で、これまでの遅れを一気に取り戻すかのような生育をみせたのです。

で、サトイモも同じように、茶色くしなびていた部分が減って青々とし、一気に生育し始めました。

思うに、サトイモの健やかな生育をうながすには水が必要なのは確かですが、中耕除草や土寄せをきちんとしていれば、案外天水任せにしておいても、それなりに最終的にはきちんと美味しいサトイモになるのではないでしょうか。

ちょっとこのあたりの観察をしながら、今年のサトイモの収穫を待ちたいと思います。

で、結局何が言いたいのかというと、今年の干天でサトイモがダメになるようなら、来年からは営利でサトイモを作ることはすまい、ということであり、今年の干天でサトイモが上手に育ってくれたなら、来年以降も天水任せでサトイモを育てることにしよう、ということです。

以上、年末にはご報告できるかと思います。こうご期待!

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