百姓はへこたれない

(*´・∀・)p[☆。・:+*こんにちゎ*:+:・゚☆]q

お盆ですね。

ぼくは実家が大阪なんですが、今年はゴールデンウィークもお盆も、実家に帰ることなく田舎で暮らしています。

百姓という仕事柄、農閑期になれば比較的体が自由になることもあって、こういう世間一般が休んでいるというときは、逆にあくせく仕事をしているというあまのじゃくな生活をしています。

百姓は基本的に晴耕雨読で、晴れてたら仕事をするし、雨になったら休む。お天気と相談しながら働いているという次第でして、一般的な労働者とは感覚が違うのかもしれません。

それでも、なんだかお盆休みというと気持ちが浮足立つというか、関係ないといっても、まわりでは帰省している家族たちがわいわいはしゃいでいたり、スーパーに出荷しても売り場がお盆用になってて、お供えなどが大きく陳列されていたりと、なんだか気ぜわしいようなムードはたっぷりと味わっています。

さて、そんな中、最近ご近所の農家さんと話をする機会があったんですが、雑談に一通り花を咲かせたものの、やっぱり野菜作りの話になるとトーンダウンしちゃいますね。

というのも、今年はお天気にさんざんにやられて、夏野菜が軒並みアカンようです。ハウスものはともかく、露地で作る野菜はほとんどアウトだという話を聞いて、気の毒でなりませんでした。

そのハウスものも、海側では豪雨災害の折に潮が上がってきてしまって、苗が全滅してしまったところもあるということでした。

また川から鉄砲水のようになったところでは、ハウスそのものが倒壊してしまったところもあるといいます。

あの豪雨災害は7月の頭でした。実物の野菜はこれから少しずつ花が咲いてきて、収穫を待つという、いちばん心躍るタイミングでした。

露地野菜もこのあたりでは、ナスもキュウリもピーマンも全部うまくいかなかったというので、道理で直売所に野菜が並んでおらんわけだ、と納得しています。

これらの露地野菜の不出来は、豪雨災害とは関係がありません。

豪雨災害があけてから、連日40度に迫るような猛暑が続きましたが、このあたりでは雨がまったく降らなかったのです。

この時期には夕立で灌水がわりになることが多いのですが、それすらなく、毎日毎日、日照り続きでどうしようもありませんでした。7月の終わりごろ、一度雨がありましたが、それもほとんど地面の表面を湿らせる程度でした。

雨が降らないと雑草は伸びなくて助かりますが、雑草が伸びないということは、植物全体元気がなくなるということです。

露地の放任栽培をしている農家さんたちは、ナスはコルクみたいに裂けたカチカチの実ばっかりがついてしまうし、キュウリも水分のないぱさぱさしたものばかり。ピーマンも実にしわが寄ってしまって、まともに出荷できる状態ではないといいます。

さいわいうちで作ってるオクラは、さすがアフリカ原産だけあって、毎日収穫できています。が、キュウリはダメになってしまいました。

激辛唐辛子も作ってるんですが、これも水不足でしわが出てしまって、せいぜい自家用です。

インゲンも植えた苗が水不足でうまく育たず、ひどいことになっています。苗に水をやってはいたのですが、じょうろで水をやるくらいでは夕方にあげた水分が朝までもちません。

今年の露地野菜はほんとうに苦境ですが、そんな中でふだん出荷させてもらっている直売コーナーは、先日半分に縮小されてしまいました。

残念なことですが、それだけ全体の被害が大きく、出荷量が減ってしまったということでしょう。

しかし、百姓は「葦」のようなものです。

吹けばしなってよれよれとして、いかにも頼りなさそうにみえますが、根はしっかり張っていて、決してへこたれません。

地際で刈られるような状態になってなお、また新しく芽吹いていつの間にかゆさゆさと青い葉を茂らせる、あの葦のように、われわれは力強いのです。

来年、いや秋野菜が出回るころにはきっとまた売り場を増やさねばならないくらい売り場が活況になるはず!

ぼくは百姓のたゆまぬチカラを信じてるのです。

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