オクラはそんなに肥料食い!?

(*´・∀・)p[☆。・:+*こんにちゎ*:+:・゚☆]q

今年の夏はたいへんな猛暑と干天続きですが、そんな中でオクラの花芽がぽろぽろ落ちて、ちっとも収量が上がらないという経験をしました。

そこで、原因と対策について考えます。

基肥はしっかりやっていたつもりだったので、肥料の問題ではなかろうと思っていました。

さらに、そのころぼくはオクラをかなりきつめに剪定していたので、むしろそちらが原因だろうと思って、ふたつの対策をとりました。

ひとつは、オクラの葉っぱの剪定をいったんやめて、光合成をうながすこと。

もうひとつは、化成肥料を与えてみること。

結果、そのあとも雨がなかなか降らない日が続いて、花芽が落ちる症状は出続けたのですが、下葉が混み合うようになってきたころ、だいたい8月初旬から数えて下旬ごろですから、2~3週間ほどで、また積極的に花が咲くようになってきました。

この間にまとまった雨は、8月24日に降ったきりです。灌水はしていませんから、花芽が落ちる現象と雨の量との関係性は薄いのではないかと思いました。

しかし当初ぼくは、葉っぱを積極的に残したことで花が咲くようになったのだと思っていたのですが、しばらくするうちに、これは葉っぱの剪定はそれほど大きな問題ではなくて、肥料が足りなかったことが原因ではないかと思いました。

そう思った理由はふたつ。

まず肥料を与えたことで、オクラの葉の色、太り方が明らかに変わってきたことと、花芽が頑丈になり、花がしっかり咲き始めたことが連動していたこと。

密植していた場所と疎植気味になっていたところと、多少剪定の強さを変えていたのですが、どちらも同様に花芽が落ちて、どちらも同様に花が旺盛に咲き始めたこと。

もし剪定の強さが花芽の問題と連動しているのであれば、場所によって花芽がついたりつかなかったりするはずですが、いっせいに花が元気になったということ。そしてオクラの葉の色が明らかに元気になったのと同時に花芽が落ちなくなって、花がつきはじめたこと。

もちろん、剪定のしすぎで樹勢が弱った可能性については、まだ否定できません。むしろその可能性は高いと思っています。

けれど同時に、追肥が足りていなかった可能性に思い当たったのです。

オクラは非常に求肥力の強い野菜です。

求肥力が強いとはどういうことかというと、肥料をあるだけ吸い取ってしまって、生育してしまうということです。

ぼくは、基肥をしっかりあげていたのですが、基肥はむしろ初期に太りすぎることでよくない結果を招くそうで、追肥を中心に育てていくのがよいのだそうな。

確かに初期のオクラの生育はしっかりしていたのですが、実がつきはじめてしばらくすると、葉がやせてきたのを覚えています。

7月が終わるころまでは、投資した資材費が一日で回収できるほど収穫出来ていたのが、8月に入って一週間ほどすると、収量が最大のころの10分の1にまで下がりました。

あれは明らかに栽培者としてのぼくの「采配ミス」ということになるでしょう。

7月中旬ごろから化成肥料を与え続けて、夕方に灌水しておけば、ここまでひどいことにはならなかったのかもしれません。

肥料が足りなかったから花がつかなくなったということが証明できるのか、ぼくはあえてまた混み合っていた葉を剪定して、肥料を10日に一度与える形で様子をみることにしました。

すると、きつめに剪定したオクラからも花がしっかり咲くのです。

つまり、オクラの下葉を2枚残す程度の強めの剪定をしても、花の付き方は衰えなかった。

【後日談】
しかしそこから日数を経るにしたがって、やはりきつめに剪定したオクラは、実のつきが悪くなり、葉を残したオクラは実のつきが安定しましたから、葉の残し方もやはり重要なのだと思います。

オクラはおそらく、「食いしん坊」なのでしょう。

与えられた肥料はいくらでも呑み込んでしまって、すっからかんにしてしまう。だから、オクラには「ジャスト・イン・タイム」の考え方が必要なのでしょう。

「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」

いわゆるトヨタの「カンバン方式」というやつです。

オクラはいくらでも肥料を飲み込む。だから肥料をやりすぎると、それはそれで悪影響が出てしまいます。

考え方としては、人間とよく似ています。

じゅうぶんな栄養は必要だけど、やりすぎると肥え太る。やらな過ぎれば飢える。ある瞬間に痩せすぎたからと山ほど肥料を与えるようなことをすると体がバランスを失ってしまう。

もう少し人間でたとえると、よく運動しているときの水分補給は「のどが渇く前に補給するのが大事」だといわれます。

オクラの追肥もこの感覚で、葉の色が悪くなったからやるという考え方ではなくて、最初から追肥でこれだけやっておく、というのを栽培管理の中で導いておいて、そのデータに沿って与えていくというのが、バランスのよい育て方につながるのではないかと思います。

なので、生育期間中は痩せすぎず肥えすぎず、のバランスを考えることが大事だというのが、今のところのぼくのオクラの栽培の要点です。

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