おっさんのカレー論とは面倒くさいものであるという一例

(´・∀・)p[☆。・:+こんにちゎ*:+:・゚☆]q

百姓をしてるからといって、カレー粉の原料を自分で栽培して、自家製のカレー粉を作ろうと思うほどの道楽ではありません。

うこん、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、黒コショウ、陳皮、ショウガ、唐辛子、カルダモン、フェンネル、シナモン……

まあ、日本でもいちおうはほとんど栽培できます。コショウやカルダモンなど、栽培のむずかしいものもありますが。

でも、カレー粉って、自分ひとりだと一年ぶん1000円もありゃじゅうぶん足りるわけで、これだけの原材料の数になると、種代や苗代だけでバカにならない出費になります。

それに、市販のカレー粉は相当ブレンドに工夫をしているわけで、ああいう苦労や努力を栽培からすべてまかなうというのは、よほどの情熱がないとできるものではありません。

しかし、いわゆる第六次産業といわれる業態でカレー屋さんをするのであれば、自分でカレー粉の材料やお米を栽培するのは、付加価値になっていいかもしれませんね。

「すべての香辛料を自家栽培、調合したオリジナルスパイス、自家栽培のお米のカレーです!」

なんて、かっこいいでしょう(笑)

まあ、ぼくはやりません。そのかわりに、カレー粉を買います。

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インデアンカレー粉がうまい

いろんなメーカーからカレー粉が出てますが、たまたまカルディで買ったインデアンカレー粉がたいへん使い勝手がよく、美味しいと思ってます。

でも、ネットのレビューでの絶賛をみて、料理してみたら、そこまで大きな感動がありませんでした。

理由としていちばん大きいのは、やはり純カレー粉で作ったカレーに、何か奇跡でも起こるかのような期待感を込めていたことでしょうね。

純カレー粉を使ったからといって、それで作ったカレーに奇跡が起こるわけではありません。むしろ使い方によっては、市販のカレールウにはるかに及ばない、苦辛いだけの料理ができあがったりもします。

あれは美味しく料理するために、ちょっとコツがあるんですね。

カレー粉は当然調味料として使うわけですが、カレールゥのように最初から味がバシッと決まっているわけではありません。

カレー粉はそのまま調味料として入れると、香りはカレーそのものになりますが、味は苦いばかりです。

この苦味をいかにして味のアクセントにするか、どう味を調えていくかということが決め手になります。

塩と砂糖をベースに、隠し味を加えていく

ここで、たとえばざっくりと、うま味調味料であるコンソメやら鶏ガラだしやら味の素やらを入れればいいだろう、と思うかもしれませんが、さにあらず。

最初にうま味調味料を入れると、うまみが強すぎて味がぼんやりしてしまって、調整がややこしくなります。

ここは思い切って、塩と砂糖で味付けしましょう。

たとえば肉じゃがを作るときには、醤油と砂糖をベースにすると思います。そこから旨味や深みを足すために、みりんや酒などを用いると思いますが、うまみは基本的に野菜と肉に頼ります。

同じ要領です。

カレーを作るときも、基本は砂糖と塩で味の土台を作ります。

しかし、カレーの場合、塩と砂糖だけでは肉じゃがのように味がバシッと決まりません。

カレー粉の苦味が勝ってしまうのです。

カレー粉の苦味はかなり強いです。

最初にカレー粉を買って味付けした時には、ぜんぜん美味しくなくて「あれっ!?」と顔をしかめてしまうほどでした。

コツをつかむまで、カレー粉の苦味は、味の邪魔をしているとさえ思いました。

どうやって苦みを消すことができるのだろうかと思って工夫してみたんですが、あるときふと、適度な脂質が苦みをまろやかにしてくれることに気が付きました。

そういえばマヨネーズが辛味や苦みをまろやかにしてくれることがありますが、脂質にはそういった作用があるのでしょうね。

欲を言うならフォンドボーのように骨からコラーゲンの旨味を出すような形でやれば、おいしいカレーができると思いますが、ふだん食べるカレーにそこまでするのは面倒ですよね。

そこで、ベースになる塩と砂糖の味付けに、隠し味としてうま味調味料を加え、さらにヨーグルトなどで、脂質や酸味を足すようにします。

コーヒーを入れるといい、なんて言いますけど、ぼくとしてはこれ以上苦くしてどうするんだ、と思いますし、カレー粉だけでじゅうぶんコクも深みもあるので、ぼくは足しません。

それよりは野菜をいろいろと加えて、複雑な旨味を出すのがいいと思います。

「ああ、こんなもんかな」と思っても最初は、それぞれの甘み、塩味、うま味、酸味、苦味が全部立ってるので、味がとげとげしく、なかなか味が決まらないと思いますが、調和がとれていれば大丈夫。

ご飯にかけるのだから、味は少し濃い目を意識して、数時間放っておくと、それぞれの調味料と、具材から出る旨味などが混ざり合って、「ああ、これこれ!」という味に仕上がっていきます。

不思議なもので、少し寝かしていると最初に決めた味から一段さらに美味しくなります。

というわけで、そのあたりの勘所がわかると、たいへんおいしいカレーの出来上がり。

うちではもうカレールゥを使うことがほとんどなくなって、うちの畑でとれた野菜と鶏むね肉で油を使わないサラサラカレーが定番になりました。

スープを多めにして、ご飯にたっぷりとスープと具を載せます。そして付け合わせに自家製のカブやらっきょうの甘酢漬けを添えて食べるのです。

……めんどうくせえ話だなあ

と、ここまで書いてぼくは、なんと今回の記事は面倒くさいのだろうか、と呆れてしまいました。

別に面倒くさいことを書いているつもりはないのですが、客観的に読んでいるとものすごく面倒くさい。

なんか、酔っ払いのおっさんの自慢話を聞いているような気分になってきました。

どうしてこんな気分になるのか、と考えたのですが、ぼくには悪意はないわけです。別に誰かを傷つけるような内容でもないし、何なら参考になるようなことを書いているとも思います。

でもこれを最後まで読んだ人は、たとえぼくに好意的な方であっても、きっと苦笑いを浮かべているだろうなと思います。

なんだろうなあ、端的にいえば「誰が興味あるのか」ということでしょうか。

カレーって、誰がどのように作るか自由なのがいいところなのに、その作り方にコツだとか理屈を自慢げに話されても、せっかくの自由さが制限されてしまうような気分になるのかもしれません。

うーん。

なんだか、オッサンのカレーづくりって、やっぱり面倒くさいのだなあ(笑)

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