シカによる野菜の食害をふせぐテグスによる簡易忌避装置

(´・∀・)p[☆。・:+こんにちゎ*:+:・゚☆]q

日本海側のうちのあたりでは冬の間は、雪が降るので電柵を撤去します。

電柵というのは、イノシシやシカなどの大型の獣を忌避するために、農場の周囲に張り巡らせた電線でできた柵です。

山間部の農業では必需品といっていいでしょう。

雪が電柵の電線に積もると、雪の重みで電線が引っ張られるのですが、この引っ張る力は相当なもので、電線は伸びてしまうし、あまりに引っ張る力が強いので電柵の支柱も折れるほどです。

電柵の電線はヨリ線といって、細い電線とポリエチレンの細い紐をより合わせて作られています。これを強い力で引っ張ると、電線がところどころプツプツと切れることもあるわけで、そうすると電気の通りが悪くなってしまいます。

10m程度の電線であれば修理のしようもありますが、何せkm単位で張っている電線ですから、一部の電気の通りが悪くなると、全体の電気の通りが悪くなって、ぜんぶ交換しなくちゃいけなくなります。

なので、毎年冬になると電気柵をいったん撤去しなければいけないんですが、そうすると畑に獣がやってくるんですね。

今年は12月下旬ころから鹿が現れるようになったんですが、1月に入っていよいよたいへんな量の鹿が現れるようになりました。

よほど大集団で現れているとみえて、うちの前の畑は、歩くのに気を付けなければいけないほど、大量の鹿の糞だらけでした。

ご近所さんの畑にも鹿が出ているらしく、冬野菜を囲うなどしていただいてますが、事前に電柵を外す旨を伝えているので、これは仕方ないことだとわかっていただいているようです。

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鹿は比較的かんたんに忌避できる?

鹿は好物とそうでない野菜がはっきりしているようで、基本的にアブラナ科の野菜は大喜びで食べるようです。

シュンギクやニンニクもうちの畑で育てていたのですが、これはあまり喜んで食べることはないようです。

ただそれでも、ある程度はかじってしまうので、食害はあります。

ニンニクは営利で育てているものだし、シュンギクは自家用とはいえ食べられてしまうのは気分のいいものではないので、対策をとってみました。

ご近所さんは背の高いネットを張ってじゅうぶんな対策をしているのに、ぼくはというとものすごく手抜きなもので対策をしています。

どういうことかというと、使い古しの野菜誘引用の細い支柱を作物の周辺に差し込んでいって、そこに防鳥用の極細テグスを3段に張っていく、というものです。

テグス

わかりづらいでしょうが、細い支柱に細いテグスが張ってあります。この細い支柱はよくたわんで柔軟性があります。

テグスは細く、光に当たるとキラキラしてテグスがあることはわかるのですが、夜になるとほとんど何もないようにみえると思います。

実にいい加減なつくりでしょう(笑)

しかし、このいい加減に作った簡易鹿よけは、個人的に考えがあって作ったものです。

どうしてこんな手抜きをしたのか

実はこのテグスを張ったところの支柱は、少し弱めに差し込んでいます。

そうすることで、鹿が無理に侵入したら、支柱が倒れてしまうようになってるのです。

この簡易装置は野菜の圃場を荒らされないように、という目的が第一なのですが、それよりも鹿がどれくらいこの簡易装置を嫌うのか、確かめてみる目的があります。

おそらくシカは、何もないだろうと思って侵入しようとしたら、テグスが顔に引っ掛かる、ということをものすごく嫌がるはずです。

もしこれでシカの侵入が防げるのであれば、毎年電柵を外したあとも圃場は数百円のテグスの費用だけで鹿対策ができることになります。

冬野菜は葉物が中心で、イノシシは葉物にはあまり興味を示しません。サルは手ごわい獣ですが、日があるうちに活動することに加え、こちらが山を執拗に追いかけまわせば当面は縄張りを移動してしまいますから、冬に警戒すべきは、夜中に畑を荒らすシカなのです。

このテグス装置は撤去もかんたんなので、もし効果があったとなれば、こんなに便利なことはありません。

あと、今回テグスを張ったのは、ハクサイの圃場と、ニンニクの圃場のふたつでした。

ニンニクはもともと鹿があまり興味を示さない野菜なのですが、ハクサイはシカの大好物です。

シカはハクサイをてっぺんからざくざく食べてしまいます。そりゃあもう、適当に上からざくざくと食べるのです。

ごらんください。

下の写真は、シカに食害されたハクサイです。

シカに食われたハクサイ

無残なものでしょう(笑)

もうちょっときれいに食ってくれりゃいいのに、と思いますが、ひと球のハクサイをひと晩でこれだけザクザク食べるシカの食欲にも驚きです。

シカが好んで食べるハクサイにも同じようにテグスを張っておいて、鹿がハクサイ食べたさにテグスを突破するかどうかも確かめる狙いがあります。

で、どうやらこのテグス、今のところ鹿が寄ってきた形跡はありません。

テグスを張って三日経ちましたが、夜中にシカの気配はあるものの、テグス装置の支柱が倒れているということはありませんでした。

もうしばらく様子をみなければわかりませんが、今のところ鹿を忌避する効果はあるようです。

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