奈良のシカが小さいのは、食べるものがなくてガリガリだったから!?

(´・∀・)p[☆。・:+こんにちゎ*:+:・゚☆]q

今朝、トイレに行って、何気なく窓から畑をみたら、シカがいました。

……。

いや、なんでシカが!?

うちはド田舎の山際にある、いわゆる「ぽつんと一軒家」みたいなところですから、周囲にサルもいりゃ、イノシシもいりゃ、シカもいます。

だから、シカが出ても別におかしなことではないのです。

でも、シカは基本的に人間の活動しない夜中にこっそりと畑におりてきて、作物を食い荒らしたり、よからぬことをするものです。

太陽が明るいときにシカが臆面もなく畑におりてくるなんて、ちょっと考えられないことでした。

慌てて外に出てみると、シカはじーっとぼくを見ながら、微動だにしません。

とても立派な牝鹿でした。

奈良にいるような小さなシカではありません。

ところで、奈良のシカはバンビのように小さいですね。成獣でも小さくて、今日ぼくが見たような立派なシカが奈良公園にいたら、観光客はびっくりしておびえてしまうことでしょう。

けれど、どうして奈良のシカは小さいのでしょう。

奈良のシカも、今日ぼくが見かけたシカもニホンジカで、種類が違うわけではありません。

よく、ヤギなどは体の小さいうちに繁殖させることを繰り返していくと、ミニヤギといって、成獣でも小さい個体が生まれるようになるそうですが、奈良のシカは体が小さくなるように管理されているのでしょうか。

いえ、違います。奈良のシカはやっぱり日本各地に生息するシカと同じ、ふつうのシカでした。

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奈良のシカは、栄養失調だった!?

気になって調べてみたのですが、何とも驚きのニュース記事に行き当たったのです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20180704-00088123/

 体格の計測や死亡したナラシカを解剖結果から読み取れるのは、あきらかに栄養失調状態の個体が多いことだ。

 まず一般の野性鹿より体格は小さめ。成獣オスの体重は一般に50キロほどだが、ナラシカでは30キロ程度。体長も小さい。肉づきでも劣る。そして大腿骨骨髄の色などからも栄養が足りていないことが確認できたという。

そういえば、と私も思う。時折、あばら骨が浮いたような痩せた鹿を見かけることがあるのだ。そして、よく落葉を食べている。落葉は、草食性動物にとって最後の食糧と言われるもので、通常は口にしない。ほかに食べるものがない冬などに仕方なしに食べるものだ。それを年中見かけるのは、ちょっと異常な状況である。

 ちなみにナラシカの主食は、芝草である。奈良公園で育つ芝草の生産量はヘクタールあたり年間2895キログラムとされ、芝生の面積から導かれるナラシカの生息可能数は780頭だった。現在の生息数はそれを500頭近く上回るのだから、芝草以外の草木の量を含めても、餌は慢性的に不足していたのだ。

 そのためか、これまで鹿は食べないとされたアセビやナンキンハゼ、あるいはシダ植物まで食べる姿も目撃されている。

奈良のシカが小さかったのは、栄養失調だったというのです。

しかし記事を読み進めていくと、奈良のシカは野生の個体よりも長生きで、20年ほども生きるそうです。

人間がシカの行動を管理しているという面もあるでしょうが、多少飢えているくらいが長寿の秘訣なのかもしれませんね。

と、奈良のシカがなぜ小さいのか理由がわかったところで、話を戻しましょう。

ぼくは堂々たる体躯のシカに近づきながら、「こいつはいったいどうして人間をみて逃げようとしないのだろう」と思っていました。

以前ぼくは、早朝に裏山の溜め池に行ったときに、数頭のシカと遭遇したことがあります。

当時ぼくは田んぼを少しやっていたのですが、そこに水を引いてくるためです。

100mほど離れた池の奥側で水を飲んでいたのですが、ぼくの姿が見えたかどうかというタイミングで一斉に逃げ出したのです。

あのとき、シカというのはよほど臆病な生き物で、警戒心の強い生き物なのだと思っていたのです。

しかし、今朝ぼくの前に現れたシカは、逃げようとしません。

距離がいよいよ20mほどにもなろうというときには、ぼくが気圧されるほどでした。

このシカが向かってきたら、さあどうしようか、ということを考えなければならないほど距離を詰めたのです。

しかしいよいよ身構えたところで、シカはようやく山奥へと走り出しました。

あれだけの立派な体躯に似合わぬ細い脚で、少し鈍重にも思える駆け方でした。

ぼくはホッとして、シカのいたところまで行って、畑の状況を確認したのですが、なんと今度は山の上からぼくを見降ろしているではありませんか。

シカが逃げるとき、確かにお尻の白い毛は逆立っていました。あのお尻の毛が逆立つのは、シカが緊張している証拠です。

間違いなくあのシカは人間に遭遇して極度の緊張状態にあったはずですが、それなのにぼくを見ていたのはどうしてでしょうか。

ぼくを善良な「エサをくれるおじさん」とでも思ったのか

うちの裏山に住まうシカは、冬の間うちの畑でいろんな野菜を食べました。

とりわけ収穫し終えた残渣であるカブは、冬の間に放置してけっこうたくさんあったのを文字通り根こそぎ食われてしまいました。

ぼくからすればいまいましい、憎たらしい存在ですが、シカからすれば、ぼくという人間がどういう存在か、わかりません。

ぼくはふとシカの気持ちになって想像します。

「あの二本足の生き物は、本能は”とてもおそろしいぞ”と言ってるけど、でもね。あれだけエサを置いていてくれるのだから、もしかしたらおいしいエサをわざわざ作ってくれているのかもしれないぞ」

もしここでぼくは心やさしい木こりのおじさんであれば、シカを手なずけることをきっかけに山の動物とティーパーティを開くような牧歌的な光景が生まれたかもしれません。

が、ぼくはとっても残酷な元猟師です。

やろうと思えばお前を捕まえて殺して解体して、肉を部位ごとに切り分けて、料理にしてやることもできるんだぞ、なんてことを考えているのです。

ぼくは山の上からぼくを見降ろすシカに向かって、「帰れ!」と声を出しました。

シカが人間の言葉を理解するはずはありませんが、人間の発した怒気は伝わったのでしょう。一目散に山奥へと駆けてしまいました。

今年の冬に人里でうまいものを食ったシカは、「もしかしたら人間のいる場所もそれほど恐れることはないのかもしれないぞ」と思ったのかもしれません。

ぼくは、まずいことだなと思いました。

今日一日で電柵に防獣ネットをかけた

電柵に防獣ネットをかけていく作業は、ほんとうは追々やっていく予定だったのですが、今日の一件をみて、これは急がねばならないと思いました。

雨降りが多い今の時期は、地面がぬかるんでいて作業性が悪かったり、ネットに泥がつくことがあるので、もう少し地面が乾いてからにしたかったのですが、急いでネットをかけていきました。

150mぶんのネットをかけていくのですが、途中でパラパラ雨が降り始め、次第に雨足が強まります。

「メンドウクサイことになったなあ」

と思うのですが、天気予報を調べてみたら、なんと明日は本降りの雨になるらしく、やるなら今しかありません。

来週にはカブの種をまきますが、畑に獣が侵入して、畝を踏み跡だらけにされてしまったらたいへんです。

ばらばらと雨が降る中、できるだけ急ピッチで作業を進め、夕方になんとか最低限、シカが畑に侵入できないようにネットを張り終えることができました。

ほんとうはここからサルがネットをくぐって入らないように、ネットの下に杭ピンを打ったり、細かい侵入口をふさいでいく作業をしなければならないのですが、いったんシカとイノシシが入ってこれないようにしたことで、カブの種まきは安心して行うことができそうです。

というわけで今回は、日中うちの畑に大きなシカが現れたという話だったんですが、どう考えても、奈良のシカが栄養失調だったってニュースのほうが
インパクト大きいですよd(・c_・`。)ネッ

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