順調に育っていたエンドウ豆が春に枯れた! その理由と、対策について考えてみた

(´・∀・)p[☆。・:+こんにちゎ*:+:・゚☆]q

今日はエンドウの話をしようと思います。

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去年、うまくいったウスイエンドウが……

去年、比較的うまく作れて味をしめたウスイエンドウを今年も植え付けたんですが、今年はちょっとエンドウの気難しい一面に当たってしまいました。

というのも、春先にわさわさ茂っていて、これはいい感じだぞと思っていたのですが、ここにきて2割から3割ほど枯れてしまったのです。

種まきのタイミングは教科書通り、10月下旬。ペーパーポットで育てました。

順調に育ってくれたし、植え付け後の活着もよかったのです。

2月ごろまではすべての苗が揃っていたのですが、3月に入って枯れるものが出始めました。

病気も疑ったのですが、どうも病害によるものではなさそうだし、鳥や鹿が食べたというわけでもなさそうです。

鳥や鹿が食べたのなら、こんな一部だけの被害では済まないでしょう。

ご近所さんはまた別の圃場でエンドウを植えていたのですが、「今年は全部鹿に食べられてしまった。畝に大きな足跡をつけて、憎たらしい!」と嘆いておられました(笑)

うちの場合はごく一部が、茶色くしおれたようになった後で、枯れてしまったのです。

これまでエンドウを植えていない圃場なので、連作障害も考えにくいです。

考えられる理由はひとつ

あれこれと教科書を調べてみると、思い当たる理由に行き当たりました。

それは、大苗になったために冷害で枯れた、というものです。

今年度の冬季は、今までに例がないほどの寒さでした。

雪もほとんど積もらず、露地の畑で収穫したいときに白菜が収穫できるなんて珍しいことだと思っていました。

毎年うちのあたりは50cmほど雪が積もるので、この雪をかきわけながら野菜を収穫しなければならなかったのです。

まあ白菜が収穫しやすかったからよかった、というのも良し悪しで、山から鹿がおりてきて白菜やらタマネギやらを盛大に食われてしまいました。

人間が収穫しやすいということは、鹿にとっても雪がないぶん食べやすかったのでしょう(笑)

そんな冬でしたから、適期に種まきをしたにもかかわらず、エンドウがずいぶん大苗になってきていることは感じていたのです。

けれど去年そのまま育ててうまくいったという頭があったものですから、今年もそのままにしていたら、なんだか様子がおかしくなってしまいました。

じつはエンドウの苗は大苗になると冷害の影響を受けやすくなるのだそうです。

そこで小苗で越冬させるのがいいというのですが、小苗だと今度は収穫期の収量が減るというわけで、このあたりは痛しかゆしです。

また、小苗で越冬させたとしても、4月あたりに遅霜にあうとやはり苗は枯れてしまうことがあります。

結局越冬時の苗の大きさにかかわらず、エンドウは寒害に弱いと考えて、対策をしなければならないようです。

つまり、去年エンドウがほったらかしでうまく育ったのは、「たまたま」だったのでした∃ヨヨョョ。+゚(ノД`)゚+。ョョヨヨ∃

どのような対策をすればいい?

それじゃあ、どのように対策をすればいいのかということなんですけど、単純に防寒対策をしてあげるのがいちばんのようです。

よく、黒マルチや敷き藁で対策をするというのですが、不思議なことに今年いちばん冷害の影響を受けたのは、黒マルチで栽培している畝でした。

逆に露地むき出しで栽培しているところでは冷害の影響が少なかったのですが、どうも観察していると、マルチで地温が上がったぶんだけ冬季のエンドウの生育がよくて、大苗になったぶんだけ冷害をこうむったように思えるのです。

そうすると、マルチを利用して栽培する場合は、さらに上に敷き藁をして防寒・暴風の対策をとるか、あるいはマルチ栽培の場合は播種の適期を少しずらして小苗気味に生育させるのがよいのではないでしょうか。

また、3月になってから枯れる苗が増えた理由のひとつが、「春の嵐」にあったように思えます。

寒の戻りと春の訪れの間は季節の変わり目で風が強くなります。

寒の戻りで凍てつくような暴風が夜通し吹いているようなときに、苗が弱ったという傾向があったように思えました。

当地では3月でも、夜には霜がおりて気温が氷点下になることもあります。こんなときに強い風が吹くことで、苗が凍み枯れてしまうのではないか、と仮説を立てました。

苗に敷き藁や笹をあてがう理由は、それそのものが冷害を予防してくれるというよりは、冷たい風が苗に直接当たることを防いでいるのではないかと思います。

それであれば、圃場のまわりにぐるっと防風ネットを張ってみる、というのはどうでしょう。

防風ネットはホームセンターで50mのものが2000円ほどで買えますし、使いまわしがききますから便利です。50mあれば、1アールの畑をぐるっと囲って余りが出ます。

1アールは10m×10mですから、これをぐるっと囲っても40mです。

これは敷き藁や笹を調達するよりも省力的でいいアイデアだと思いますから、来年実践してみようと思います。

敷き藁や笹も利用できるのであれば利用しましょう

と、ここまで書いたのですが、ぼくは決して敷き藁や笹を利用した防寒対策がダメだと言いたいのではありません。

ぼくは防風ネットが省力的だといいましたが、苗に直接当たる風を防ぐには、やはり苗を直接保護してあげるのがいちばんだと思います。

人間もそうですけど、風を防ぐ壁があって裸でいるのと、風を防ぐ壁はなくても服があるのとだったら、服を着ていたほうが暖かいでしょう。

それに、野菜作りとは自然を循環させる作業ですから、できるだけ山の資源を有効利用したいものです。

笹や枯れ草、稲わらなどがあるのなら、それを野菜づくりに活用してあげるのは労力はかかるとしても、自然の中で生きるという意味では理にかなっています。

工業的な野菜栽培で省力的な野菜作りをすることも大事だと思うのですが、それをすべてだと考えるのでなく、ハイブリッドに考えて山の資源を活用するのも大事だと思います。

ですから、来年には山の笹を切って乾かしておいて、それをエンドウの苗のそばに寝かせる防寒対策もしてあげようと思います。

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