カブの発芽を待つ間の、カブの雑談

(´・∀・)p[☆。・:+こんにちゎ*:+:・゚☆]q

今日この記事を書いているのは2019年4月11日です。新元号の令和の発表から10日経ち、当地では桜が満開で、なにかめでたげな雰囲気ですが、どうも北日本では天気が大荒れなのだそうです。

Twitterではノーマルタイヤに変えてしまった人の悲鳴や、なかなかスノータイヤを交換することができないといったぼやきまで聞こえます。

長野から岐阜あたりの高速道路では積雪で立ち往生してしまった地域もあるようで、およそ4月の話とは思えません。

昨年度はずっと気温が高く、夏には中国地方や関西地方で甚大な自然災害もあり、当地ではとうとう冬にもほとんど雪が積もらない不思議な天気が続きましたが、年度が明けて今度はなかなか冬が終わってくれないというのだから皮肉です。

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カブの種をまいた

さて、本題なんですが、そんな不思議な季節の中で、ぼくは3月末ごろにカブの種をまきました。

実は毎年カブの種は4月に入ってからのんびりとまいてたんですが、今年は3月中旬から4月末まで一か月ちょっと、できるだけ長く販売できるように狙うことにしました。

ところが、3月中旬から下旬まではあいにく雨が切れることなく続いて、どうしても種をまくタイミングがありませんでした。

こればかりは露地栽培ではどうしようもないことです。結局雨が切れて晴天が続くのを待ちました。

冬の畑は一度大雨が降るとなかなか水が抜けません。

水は「高いところから低いところへ流れる」という基本がありますが、それ以外にも「蒸発する」ことで水は高いところへ上がることもあるのです。

しかし冬には水の蒸発を期待することはできませんから、高いところから低い所へ流れてくれるのを待たねばなりません。

そんなことで、ちょっと晴天に恵まれる程度では土が乾かない、やきもきする時間を過ごしたわけですが、4月ももうすぐそこに迫るころに、ようやく晴れ間が続きました。

そこでようやくトラクターの出番となり、カブの種まきに至ったという次第です。

それでも例年よりはずいぶん早い時期の種まきです。

種袋には3月から播種できると書いてありますが、こういうのは実際に成功例を作らないと安心できないものです。

種がいつ発芽するのかと心待ちにしていたんですが、なかなか発芽しません。

焦りは募ります。夏場だとカブの種はまいたら一週間もしない間に生えそろいます。ところが3月にまいた種は一週間たっても、ちっとも芽が出ないのです。

種がいつどのように発芽するかというのは、百姓にとっていつになっても心配事です。

何らかの事情があって種が発芽しないなんてことがあれば、当然ショックですし、なぜ発芽しなかったのか検証しなければいけません。

いちばん望ましいのはまいた種がすべてきれいに発芽してくれることですから、そうなってくれることを祈りながら日々を過ごすというわけです。

しかしその間のやきもきすること!

今か今かと待ち続け、2週間。ようやく発芽が揃ってきました。

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-syzeb3x4afr2yrqlpniyptzydi-1001&uniqid=9b7a5123-594e-4a94-bfac-0db32b39b527&viewtype=detail

カブの種は発芽率がいいんですが、それでも春一番に育てると発芽が揃い始めるまでに2週間以上かかるんですね。ちょっと驚きでした。

というわけで、今日はカブの話をしようと思うんですが、そもそもカブってどういう野菜かご存知でしょうか?

春の七草のひとつ

カブはアブラナ科といって、キャベツやハクサイやダイコンの仲間なんですね。

ハクサイもキャベツも、ダイコンもカブもブロッコリーも同じ仲間だなんて不思議な気がしますが、実際に育ててみると、どれも成長しきってしまったあとには、菜の花が咲くんですね。

この菜の花をみると、ああ同じ仲間なんだな、と納得します。

昔の人はカブひとつにしても、いろんな呼び方をしていたようです。

ウィキペディアで調べてみると、カブラ、カブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜、菘)、ホウサイ(豊菜)、ダイトウナ(大頭菜)なんて呼び方があったそうですが、実際には栽培地ごとにもっと多彩な呼び名があったことだろうと思います。

その中でも、スズナという名前でおや? と思った方はおられませんか?

実はスズナというのは、春の七草のうちのひとつです。

つまり、春の七草のひとつは、カブなんですね。

ちなみに春の七草というのは、セリ,ナズナ,ゴギョウ,ハコベラ,ホトケノザ,スズナ,スズシロといわれますが、今でもこの名前でそのまま通じる野菜は、セリとナズナくらいです。

スズナはカブで、スズシロはダイコンです。

今現在通じる言い方にすると、セリ、ナズナ、ハハコグサ、ハコベ、コオニタビラコ、カブ、ダイコンになります。

んー。音韻でいくと、やっぱり昔ながらの言い方をするほうがスマートですね(笑)

たいへん歴史の古い野菜

カブは歴史の古い野菜です。

中国では三国志にも登場しますし、日本でも古事記に出てくるような野菜で、つまり文献が存在する最古までさかのぼれるような野菜ですから、たどっていけば農耕の起源あたりまでさかのぼれるのではないでしょうか。

とりわけ昔は冬季の貴重な食材のひとつで、さっきの春の七草もそうですが、厳しい冬にあって救荒食としての役割も果たしたようです。

カブやダイコンは冬の間も土の中で生きていて、その根の部分を食べることができるし、もし食べきれなくても今度は菜の花をつんで食べることだってできます。

世界中の多くの人類を「救ってきた野菜のひとつ」ということになるのでしょう。

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