直売所百姓から市場への農家もやろうかどうか悩み中

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ズッキーニがたくさん売れ残る

ズッキーニは作るのはめちゃくちゃカンタンなんですけど、売るとなるとむずかしい野菜です。

ズッキーニって値段が高いでしょう?

どうして値段が高いのかというと、栽培面積で考えてみるとわかります。


1.5mほどの広めの畝を作って1mごとにひと株。キュウリだったらこの広さで2条植え4株以上植えられます。

収量はズッキーニが15本ほどなのに対して、キュウリは仮に4株植えたら最終的に120本ほど収穫できます。

つまり、ほんとうだったらキュウリ一本に対してズッキーニは8倍くらいの値段で売らないと元が取れません。


スーパーなんかだと今の時期でもズッキーニが一本180円なんて値段で売られていたりしますが、直売所ではその値段だと買い手がつきません。

直売所だと今の時期は特にウリ科の野菜が売り場に集中するうえに、単価が安くて知名度の高いキュウリに需要が集中してしまいます。

結果的にズッキーニが売れ残ってしまう。


こういう野菜は、JAなどのでかいマーケットに卸して全量買い取りでやるのがいいんでしょうね。

うちは直売所だけで販売していますけど、ぼちぼち市場への出荷も考えてみようかな。

気にしなさんな

昨日、うちの畑の外側に置いてもらっている獣の捕獲檻にイノシシが入ってました。

だいたい20~30kgくらいだと思います。がっしゃんがっしゃん、元気に檻の中で暴れまわってます。


それで朝の配達から帰って、ご近所の猟師さんに電話をして、つかまってますよということを連絡しました。

お昼前に檻をみたら、もうゲートが上がってるので、ずいぶん早く片付けたんだなと何気なく考えて、そしてふと思う。


あのイノシシもまたこの世に生まれて、何の因果か人間の仕掛けた檻にかかってしまって、ぼくという人間に一瞬みられて、そして檻に入って半日ほどで、死んだ。

猪は、どの猪も同じようなものに思えるけど、パーソナリティについて考えるなら、あの一瞬の邂逅は、もう宇宙の果てまで時間を早送りしたって、同じことには出会えません。

イノシシに限らず、われわれにとって死とは、まったき意味での別れです。


しかし死を待たなくても、これまでの出会いの中で、「またね」と言いながら、暗黙の了解のようにしてもう死ぬまで会うことのない人もいるわけで。

その場合は、ぼくも相手も生きながらにして、宇宙の果てまでの別れが約束されてしまったということになるのか。

それはずいぶん寂しい話だな、と思う。


出会いと別れは、雑踏の中で手をつないだり、離したりするようなものなのかもしれないな。

手を離した瞬間、人波にさらわれて、姿を見失い、そしてもう二度と会えないこともある。

それでも「いつだって会えるさ」と何の根拠もなく気楽に考えたり、あるいは別れというものとそれほど真面目には向き合わなければ、思い悩むこともなく生きていくことができます。


そのような楽観性があればこそ、ぼくもまた自分のかかえる寂しさに「気にしなさんな」と言うことができる。

そしてなんら気にしないまま、いつかぼくというパーソナリティもあなたというパーソナリティも消滅して、宇宙のエレメントとなって漂うことになるのでしょう。

「いっじゅういんひかる」

ラジオで深夜の馬鹿力を聞くときの伊集院光さんのタイトルコールはいつも、「いっじゅういんひかる」と言ってるよなあ、という、ただそれだけの話なんですけどね。

そんな伊集院光さんのニュース記事をみかけました。

一か月ほど前のものです。


伊集院光、ホリプロ移籍時「アッコさんとエッチしたい」発言していた…和田アキ子の答えは

https://hochi.news/articles/20190518-OHT1T50098.html

 マネージメント契約することが決まった翌日に小野田さんは伊集院を連れて和田の楽屋に言ったという。思い出を語りながら思いだし笑いをした伊集院は「帰り道に小野田さんに、『アッコさんとエッチしたい』って言ったんです。冗談ですよ。そうしたら小野田さんがアッコさんに言ったらしく、すごく怒っているって話になって…」と語りだし、「その時の(和田の)言葉が『10年早い!』だった。もう10年はたっているなと思うんです」と話した。

 騒然とするスタジオに伊集院は注釈を加えた。「その時に小野田さんが『アッコさん怖かったか』と言われたから、すごいキレイだったのとオーラがあったので、アゲマンじゃないけれど、こういう人とエッチしたらものすごくスターになるんじゃないかと思った」と“エッチしたい発言”の真意を説明。「そうしたら小野田さんがダイレクトに『伊集院が“アッコさんと寝たい”と言ってましたよ』と言って。それから会いづらくなった」と経緯を語った。


ぼくは最近テレビでいちばん好きなのが、ETVでやってる『100分で名著』なんですけど、伊集院光さんの進行の仕方がすごくいい。

聞き手と発信役のバランスが心地いい。

それで、ラジオも聞いてるんですけど、この人の話術のおもしろいところは、ひとつひとつの話をすばやく丁寧に組み立てているところだと思ってます。


「話を組み立てる」と言いますけど、伊集院光さんの話はセオリーにのっとらない独自の構造物になっているようです。

なのでラジオのリスナーのネタに対する受け答えにしても、こっちが予想していない形に話が組みあがっていく。
聞き手は虚を突かれることをただ楽しむというスタイルになります。

和田アキ子さんとエッチがしたい、というのもある種の虚を突かれるところだと思うんですけど、そういう基礎の上に成り立っている話術だから、飽きないんでしょうね。

予定調和がない、こういう人は稀有だと思います。

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