トラ四話

レクタングル大広告




トラトラ

2021年にスマトラトラによく似た小型の鳥といので、「スマトラトラトリ」と名付けられた鳥。

じつに珍妙な名前ですが、さらに今年、その鳥の特徴的な飛び方によく似た泳ぎ方をしているというので、「スマトラトラトリマグロ」という魚が捕まえられました。

このマグロが全身脂身がよく乗っていることから「スマトラトラトリトロ」と名付けられて市場に出回るようになり、当市場ではこのたび「とれとれ市場スマトラトラトリトロ祭り」が開催される運びとなりました。

みなさんぜひこの機会に2022年「トラ年とれとれ市場スマトラトラトリトロ祭り」にこぞって足をお運びください。

「ぬ」

「とらぬたぬきの皮算用」というけど、この場合、トラとタヌキの皮を勘定してることはわかる。そうすると「ぬ」はいったい何を意味しているのだろう? 「と」なら意味がわかるんだけどな。

教団

母「ヤシの木のまわりをぐるぐる回ったトラたちは、ぐるぐるぐるぐる回っているうちにバターになってしまいました。サンボくんの家族はそのバターでおなかいっぱいホットケーキを食べましたとさ」

子「えー、お母さん。トラの毛皮から骨身から内臓まで遠心分離でバターにすることなんて、ほんとうにできるの?」

母「そういうことは反社会カルト教団にでもたずねなさい」

納得いかない

学者にトラがたずねた。

「おい、どうしておれたちはネコ科なんだ」

「え、どうしてといわれましても」

「ふつうに考えりゃ、ネコのほうがトラ科だろうが。なんでおれたちが、ネコの下になるんだ」

「いや、それは、その」

「そしたらおまえら人間は、サル科か。え、おい、おまえたち人間がサルの下になるのはプライドが許さないが、おれたちトラはネコの下でもいいだろうなんて了見が許されると思うか!」

「いえ、わたしたち人間もサル目のヒト科ですが」

トラは黄色い縞模様を薄い桃色に染めたかと思うと、学者の喉笛にやさしく噛みついた。

レクタングル大広告




よろしければシェアお願いします!

レクタングル大広告