こ━━━ヽ(。・∀-)人(-∀・。)ノ━━━ん♪
田舎の家の床のDIYおよび修繕をしようと、あれこれ考えてる真っ最中です。
離れに関しては人が暮らせるようにしたい。
そして、母屋では玄関の床がぎしぎしと音を立ててるんですが、この修繕もしたい。
玄関の上がりかまちのフローリングの継ぎ目がずれたのを修繕してみた
そんなこんなでパソコンで下調べ。
DIYをなさってる方のブログやら、業者のノウハウを教えてくれるサイトをお気に入りに登録していったら、
あっという間に30件を超えてきました()(・)(・∀)(σ・∀・)σYO!!
で、まだまだ勉強させていただくことはあるものの、だいたい床下の作り方自体はわかってきた。ところが、難題が出てきましてね。
何かというと、床下の湿気やシロアリをどう考えるか、という問題です。

フリー画像サイトにあった、白アリ被害の写真
怖いですね。
自分の家の床下がどうなってるかなんて、見たこともないのに、知らない間にシロアリに食害されてるんですもんね。
しかし床下の問題に関しては、本格的にやり出すとナンボでも金がかかってくるし、どのやり方も一長一短、何がベストアンサーなのかはっきりわからないという、厄介な話のようです。
少しずつ問題点をまとめながら、解決策を考えてみました。
シロアリの問題
まずシロアリ対策なんですが、うちは日本海側なので、日本海側にいるシロアリが問題になってきます。
うちの場合、ヤマトシロアリという種類のシロアリに気を付けるべきなんだそうな。
しかし日本の東海地方以南の太平洋側、そして九州以南になると、イエシロアリという、ヤマトシロアリよりも厄介なシロアリが分布するといいます。
いやあよかったよかった、イエシロアリがいない地域で……って、そういう問題じゃありません。
シロアリがいるのには変わりがないし、どちらのシロアリにしても、同じようにちゃんと対策が必要です。
結局、アリの種類によって木部がどのように侵害されるか、というだけの違いです。
どちらにしても対策は必要であり、維持管理も必要になってきます。
床下湿気の問題
うちは平屋です。
床下から常時湿気があがってくるとなると、逃げ場がありません。
できるだけきちんと解決したいものです。
しつこいアトピーが、床下掃除をしたらだいぶ楽になってきた件
一般的には床下の換気口で外気を取り入れることで湿気がたまることを防いでいるようですが、あれこれ調べていると、床下に換気扇を取り付けて、強制排気させているところもありました。
また、床下の土壌から上がってくる湿気を防ぐために、防湿シートを貼って川砂を敷くという方法や、乾燥材のシリカゲルを床下に使うという方法もあるようです。
どれも本格的にやり出すと、けっこうコストがかかります。
さて、どうすべきかなあ。
ふと、自分の考えの間違いに気づく
いろんなやり方を参考にしながらあれこれ考えてたんですけど、ふとぼくは、ある思い違いをしていたことに気づきました。
ぼくはずっと、
「一度対策すれば床下に何十年ももぐらずにすみ、かつお金をかけずに解決するという、都合のいい方法はないものか」
と考えていたの(● ´艸`) デ ス
でも現実的に考えて、田舎の古民家は常にメンテナンスが必要なものです。
最新技術を用いた現代の家屋であれば、住みながら床下のことなどまったく考えずに過ごすことも可能でしょうけど、古民家の場合はそのような考え方をすること自体が間違いです。
どうしても、ある程度の不便や手間を惜しまずに、メンテナンスに取り組むしかない。
つまり!
妥協点を探りながらやっていくしかないわけデ━━━d(。ゝω・´)━━━ス!!!!
本格的にやりたいと思ったら、業者に頼んでとことん金をかけて解決することもできるでしょう。
けれど、それをせずに、素人仕事でいい加減なものになったとしてもいいや、と考える。
その妥協点をゆるいところに設定してやることで、ぼくのようなド素人でも家をいじくって遊ぼうと思えるし、コストを安く上げることもできる、というわけです。
現代の完璧で緻密な工法で建てられた家になると、素人がDIYを家をいじるのはこわいです。
その点、古民家には素人がいじくる楽しみがあります。
古民家には維持管理をする楽しみがあるのだ、と前向きに考えた方がいいのではないでしょうか。
ぼくはずっと、床下の問題を一発解決することばかり考えていたけど、ほんとうはそうじゃなかった。
せっかくの古民家なのだから、家の管理で面倒に思える手間も、楽しみながら生活しないともったいない! と気づいたのです。
床下のシロアリの問題にしても、自分で少しずつ原因を探りながら問題に取り組めばいいわけです。
というわけで、合計三日ほどあれこれと床下の湿気、白アリの問題について考えた結果がまとまりました。
結局、オーソドックスなやり方に立ち返る
母屋の床下はのぞいてみないとわからないけど、床が沈むということは、木部が腐食している可能性もあります。
このあたりは床下の換気が行き届いていない袋小路になっているのかもしれません。
さらにシロアリによる腐食の可能性も探ったうえで修繕を行う。
結局、数年に一度、定期的に点検を行う必要もあります。
これらの手間は、暮らしていける家を維持していくという意味で惜しまないこと。
新品の材料を用意して、いちから家を建てるならともかく、つぎはぎだらけ、建て増しだらけの古民家なんだから、ダメになりそうなら何とかして修繕しながら持たせていく。
それでいいんですよ。
都会にいたら、「悪くなったら全部つぶして新しくしちゃえばいいじゃない」とか「買い換えてしまえばいいじゃない」という考え方になりがちです。
都市部に住んでいたぼくはそういう都市的な物質的な考え方にとらわれていたけど、田舎で暮らす場合には「悪くなったら自分で直せばいいじゃない」であり「できるだけお金をかけずに解決しようよ」というのが正解なんですね。