こんにちは(・∀・)
あーあ、毎日調べれば調べるほど、やらねばならないことが増えて、もうたいへんです(笑)
土蔵の壁に対しては、あとは穴の開いた部分に発泡ウレタンのスプレーで補修をして、あとは漆喰を塗ればいいだろうと思ってたんですね。
でも、ムリでした(;´Д`)
どうやらうちの土壁は、荒壁土といって、竹小舞(和風住宅の土塗壁の下地に使う細長い竹材のこと)に直に塗った状態のものだったんですね。
下の写真は、フリー画像ですけど、左側の格子になってるのが竹小舞。で、その上でひび割れてるのが荒土壁。そのうえに直接仕上げをしてる感じですね。
この壁の場合、中塗土をしていないのかな。しかしいずれにせよ、この写真は古い家屋の土壁を知るにはわかりやすい写真だと思います。
荒壁土の上には、中塗土といって、壁土にさらに砂を足したものを塗る必要があるといいます。
そして、この中塗土で仕上げたあとに、しっくいや珪藻土など、上塗り仕上げをしていくというわけです。
あー、確かにこんなでこぼこの壁に直接漆喰塗っても大丈夫かなあ、とは思ってたんですよね。
答えは、「アカン」でした(笑)
「穴の開いた部分をウレタンフォームで補修」→「中塗土」→「漆喰」の手順が必要?
ほんとうにそこまで厳密にやる必要があるのかどうかは、後日考えましょう。
塗り土をするのであれば砂を買う必要がありますけど、うちは畑やってるんで土で代替できるかなあ。
稲わらも必要ですが、これもうちは畑仕事で使うことがあるので、ストックがあります。
配合の問題はあるでしょうけど、塗り土を作る作業は、やってみる価値がありそうです。
ともあれ、作業にまたひと工程やるべきことが増えたかもしれません。
なんというか、何もしてないうちからやるべきことがどんどん増えていって、その都度工程の練り直しです(笑)
素人ですから、失敗は別に恥ずかしいことでもなんでもありません。
それよりありがたいのは、ネット時代で、調べていけば正しいやり方にたどりつけることですね。
調べ足りなくて、納得できないやり方で完結させてしまうほうがよほど問題です。
古い土壁の塗り方なんて、本を探してもなかなかみつからないでしょう。
ネット時代は何かと助かります。
とりあえず先にやるべきこと
ちょっとこれは自分用のメモのようなものですが、うちの土蔵を修復するにあたって、試行錯誤の過程としてご笑覧いただければと思います。
床作りよりも先にやるべきこと。
- 高所作業用に単管で足場を組む
- ウレタンフォームで荒壁土の隙間を埋める
- 中塗土を作って、壁に塗る(要再考)
- 土床を三和土にする
まず、この作業が必要になりそうです。
最終的に壁を漆喰にするんですが、実は漆喰は凍結のおそれがある場合施工できないというのです。
うちは寒冷地なので、冬の間は雪が積もる。どうしても部屋の温度は下がるので、作業は4月以降にもつれこむかもしれません。
でも、実際には4月以降は畑仕事が絡んでくるので、できれば冬の間に土蔵のDIYは片を付けたいところです。
結局この問題は、砂漆喰が冬の寒さでも割れにくい、ということを知ったことで解決しました。
真冬に塗った砂漆喰ですが、一年してもひびわれもなく、よい結果を得ることができました。
床を三和土にしたあとも、それが固まるまでには1か月以上かかるそうです。必然的に床づくりにせよ漆喰塗りにしてもその後の作業になるので、このあたりのスケジュールの組み方はしっかり考えないといけないですね。
また、この作業が終わったら、和室の天井裏の隙間を埋めたり部屋をきれいにする作業もありますから、やることはいくらでもわいてきます。
そうこうしてるうちに百姓仕事が本格化してくるので、スケジュールがけっこうキチキチでたいへんです(笑)