京都北部は、近畿全体の北端に近いので、季節がちょっと遅れます。
なので、テレビで「藤の花が見ごろになってきました」とアピールしているときには、うちのあたりをみてもまだ藤の花は見当たりません。
でも、そこから一週間ほどすると、ちょうどうちのあたりも見ごろになってくるんですね。
雨で曇ってる上に、管理もせずうちの裏の山で自生しているものですから、写真だとあんまり趣がありません。
自分の目で見てるぶんにはきれいなんですけどね。
少し季節が遅れるうちの野菜
うちは山のふもとにあるので、野菜なんかもできるのが少し遅いです。
同じ時期に作付けしても、市内よりも数日収穫が遅れます。
ですから、うちの場合、直売所などでも先行利益を得ることができません。
よそより早く出せたら、少し高く売れるメリットがあるんですけどね。よそより遅くなるんだからどうしようもありません(笑)
仕方ないので、うちでは徹底して「適期栽培」を心がけております。
自然に任せた露地野菜ですからね。無理な野菜作りではなく、自然のサイクルに合わせた栽培をして、野菜に優しく。
そのぶん人間が丁寧な仕事をすることで、競争力を高めればいいかな、と。
ところで、タンポポの綿毛も終わりごろになると
今まで、タンポポの綿毛はふわふわしているイメージしかなかったんですが、今日外を歩いてたら、こんなタンポポをみかけました。
ピントずれてるんですけど、綿が固まって、なんだかとげとげしてきました。
で、真ん中のほうに茶色い芯のようなものがみえます。これはおそらく、種でしょうね。
綿毛が雨で濡れて、こんな形になったんだと思うんですが、こんなタンポポを見たのは初めてです。
その他の写真
キュウリとバジルです。
キュウリはようやく双葉から本葉が出始めてきています。生育はおおむね順調で、種をまいたところはほぼすべて発芽しています。
バジルは種が細かすぎて、途中でめんどうくさくなって、ばらまきにしちゃったんですよね。
そしたら、やっぱり結果は正直なもので、発芽もばらばら。
ポットの中で山ほど発芽してるところもあれば、発芽してないところもあります。
バジルに関しては、売ることはあまり考えてなくて(といっても売るつもりではいますが)、プチトマトの間で栽培してコンパニオンプランツにして、自家用にバジルソースを作って保存するつもりです。
しかしこうやって観察してると、バジルは発芽からの生育がかなりゆっくりですね。
畑に直にまくと、いつも雑草に負けてうまく育てることができなかったんですが、これだけ初期生育が遅いのであれば納得です。
バジルは定植するまではポットで栽培するのがいいのかもしれません。