「梅雨入りといわねば梅雨にならぬのか」
こちら、ぼくの心の俳句です。俳句というより、五七五のボヤきなんですけどね(笑)
先週あたりからモヤモヤした天気があって、昨日からはもう一日中じとじとと、梅雨そのものの曇天模様が続いてるのに、ラジオニュースを聞いてると「まだ近畿では梅雨になってないんですねえ」なんてことを言ってるわけです。
梅雨入りは気象庁が発表するもので、われわれが「もう梅雨ですなあ」と言っても、「まだ気象庁は発表してません」といわれたら、「そうでっか」と言わねばならんようです。
百姓をしてるこっちからすると、「そんなもん誰かから言われなくても、肌感覚でわかることやろー」とついボヤきたくなるというわけで、
そんな中で作物はよく育ってます
まあ、ボヤくのはこのへんにしときましょう。
うちの作物はおおむね順調に育ってます。
今年は季節前倒しの暖かさが続いてくれたので、草木がよく育ってくれます。虫や小動物たちも異様に元気だったように思えるんですが、百姓としては自分が育てている野菜が元気に育ってくれるのがいちばんうれしいわけです。
うちではコカブの収穫と出荷が終わりました。さらにタマネギの収穫を終えて、これからニンニクの収穫と干す作業に取り掛かります。
ジャンボニンニクって分球しないから、どうやって種を増やすのかわからなかったんですが、どうやらこのいぼのようになったのが、種になるんでしょうね。 pic.twitter.com/pabJV22Stv
— 京都北部の田舎暮らし通信 (@inaka_letter) June 4, 2018
何かと時間かかって、今ニンニクくくってます。 pic.twitter.com/HOMRmPCP8w
— 京都北部の田舎暮らし通信 (@inaka_letter) June 5, 2018
スナップエンドウはダメだった
今時期なのがエンドウで、まだしばらく収穫が続きそうです。
ただ、去年末ウスイエンドウを直播したところの発芽率があまりよくなくて、そこに生えてた苗をひとつの畝に寄せたんです。
そのウスイエンドウが今収穫期を迎えてるんですが、もう片方の畝には春先にスナップエンドウを直播しました。
そのスナップエンドウは、途中まで旺盛に生育してたんですが、今になって黄色く枯れたようになってしまいました。
ウスイエンドウがよく育ってるので、スナップエンドウがダメになった原因として考えられるのは、連作障害でしょうか。
マメ科の植物は連作障害がきついというのですが、苗を移植した後でも、これだけきつい障害が出るのか、とビックリ。
いい勉強になったのと同時に、エンドウ豆はこの時期、直売所に出せば出しただけ売れる商品なので、もったいなかったなあ、と。
来年からはウスイエンドウを主力一本にして、冬の間に苗づくりをして、春先に移植という形で大きく作っていこうと思います。
そのほかの野菜もぼちぼち収穫期に
ズッキーニもぼちぼち収穫期に入ってきており、そこからはインゲン、キュウリと収穫が続くことでしょう。
インゲン、順調に生育してます。 pic.twitter.com/IcXg1RjRbU
— 京都北部の田舎暮らし通信 (@inaka_letter) June 4, 2018
七月になればオクラやカボチャも適期に入ります。
カボチャです。親づるは日のあたる南側に伸びるというのですが、見事に南側に伸びてます。 pic.twitter.com/WQrO3t5A2m
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こちらはオクラ。直播きでおおむねきれいにはえそろってます。 pic.twitter.com/eR8005UQL7
— 京都北部の田舎暮らし通信 (@inaka_letter) June 1, 2018
7月になると、収穫も忙しいのですが、もう秋野菜のための準備をしていかねばならず、暑さが増していく中で、畑仕事はいよいよ大忙しになります。
もうてんてこまいの夏になりそうですが、地元のみなさんに野菜を届けて、いずれはネットでうちでとれた野菜をお届けするためにも、ぼくも畑の恵みをたっぷりいただいて、元気に百姓をがんばります!